留守宅防犯|避難勧告時の留守宅を狙う空き巣が多発、避難時の留意点

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風水害等での避難勧告時に留守宅を狙う空き巣が多発している!

台風や地震、大雨に等により「避難勧告」や「避難指示」が出された地域でよく発生するのが火事場泥棒による空き巣被害です。

避難勧告で地域一帯が無防備状態になるのに乗じて、個人宅やコンビニ、ビデオ販売店などやを狙う窃盗犯が多く発生します。

Ⅰ.空き巣は、避難勧告時の無防備状態を狙っている!

避難勧告等が発令されれば地域一帯が留守の状態になるばかりか、警察や消防、災害対策関係者も避難誘導や災害対応に追われ防犯面に手が回らなくなります。

空き巣にとってまたとない好機になるのです。

従って、災害発生で避難を余儀なくされ家を留守にする場合は、このことに十分留意しておく必要があります。

Ⅱ.避難時には空き巣対策に十分な留意が必要!

災害避難時には、留守宅を見守る防犯体制は皆無に近くなるため、自らが留守時の空き巣対策に十分留意し留守宅を守る対策を講じることが必要です。

このため、特に災害が多く発生する地域の方は普段から避難勧告で家を留守にする際に空き巣対策として講じることを考えておくべきです。

Ⅲ.避難時の留守防犯対策

平時での防犯対策と大きく変わることがないのですが、避難勧告で地域一帯が留守状態になると、空き巣は、物音をたてること、人目をはばかることが不必要になるため、簡単に空き巣に入れます。

このため、避難勧告時の家周辺が無防備状態になることを想定した防犯対策が必要になります。

避難勧告時の空き巣対策は、下記の点に留意しておくことが重要です。

1.侵入する気にさせない対策

①「侵入すると通報される」と思わせるため「防犯カメラ」や「ドア・窓センサー等を外部から見えるように設置する。

②「証拠が残る」と思わせるために外部から見えるように「防犯カメラ」を設置する。

③「侵入が難しい」と思わせるために、雨戸・シャッターは全て閉め、ガラス窓は全て面格子を設置し、全てのドア・窓にアラームを取り付けて外からそれが見えるようにする。

2.侵入を手間取らせる(侵入を困難にする)対策

①侵入口は、雨戸・シャッター全部閉め、ガラス窓は面格子を設置し、ドア・窓は二重ロックにする。

②二階に登りやすいはしごとなるようなものは見える所に置かない。

3.被害を極力小さくするために

災害避難時に空き巣に狙われると侵入を防ぐのは難しいので、被害を最小限にするために次のような点に留意する。

①大金や貴重品は自宅に置かない。

②高価な動産(車、バイクなど)は施錠や固定などで持ち出しが難しくする。

以上が避難勧告等で地域一帯が留守になる場合に空き巣被害を防ぐための対策ポイントです。

Ⅳ.最後に

風水害等で地域一帯が不在になる状況は、空き巣の狙い目になります。

このため、物色されても実行させないためには防犯カメラの設置や窓への面格子補強などが大切です。

状況にもよりますが、例え侵入されても被害を小さくするために、家には大金や貴重品を残さないようにしておくことが大事だと思います。

なお、「自分でできる「長期間の留守に備えた防犯対策」」をご参考に願います。

ーーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーーー

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