自分でできる「長期間の留守に備えた防犯・防災対策」のポイントと具体策

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安心して家を留守にできるよう防犯対策に万全を尽くしておきたいですね!

留守時の防犯対策を、実体験をもとに判り易く、順序立てて、一気に読み通せるよう整理しました。

留守時の防犯対策

旅行などで家を留守にする時、真っ先に気になるのは、空き巣や火災、花の世話などではないでしょうか?

戸建て住まいの私も、遠方に住む親の介護で家を長期間空ける機会が頻繁となり、留守中の防犯対策についてあらゆることを試みました。

色々試行錯誤で対策を実施しながら長期間留守(中には40日間)を繰り返しましたが、10年以上の間、問題なく来ました。

そのお陰で、最近は家を空けて旅行も安心してできるようになりました。

私の実践してきた防犯対策が皆様のご参考になれば幸いです。

〖長期間家を留守にする時の防犯対策

目 次

Ⅰ.「留守を悟られないようにする」ことが最も重要

   空き巣(泥棒)は、入念に下見をして「留守にしていそうな家」に見当をつけて事を起こします。

このため「留守を悟られない対策」に万全を尽くことが「第一」です。

1.「郵便受け」に郵便物や新聞、チラシ、回覧板、宅急便の再配達状などが溜まらないようにする。

溜まっていると、空き巣に、留守を確認されてしまうからです。

①「新聞」を停止する

 新聞店に電話して、「留守にする前日の朝刊(配達を止めることが配達員に徹底されたかを確認するため)」から「帰宅する日の朝刊」まで止めてもらう。また、取り置きか不要かも決める。

②「郵便」を停止する

 インターネットで「不在届」を検索してプリントします。その用紙に不在期間等必要事項を記入し近くの郵便局に届ける。本人確認書類(免許証など)を見せれば受理されます。

 不在期間中の「郵便物(ゆうパックも含む)」は郵便局本局で保管され、帰宅後に再配達してくれます。

 依頼すれば「郵便局留め」も可能です。但し、最長30日と一応限定されています。

⇒「不在届

③郵便受けに「チラシお断り」を貼付しチラシ類を投函させない

 郵便受けにチラシが溜まっていると空き巣に留守を感づかれます。このため、「郵便受け」に〖チラシお断り〗のステッカーを貼り付け投函させないようにします。効果は抜群でピタッと入らなくなりました。

⦿ステッカー(自分でも作れますが、楽天市場で購入できます)

【コメント】
郵便受けに小さく貼り付けているだけで、それまで無造作に投入されていたチラシやビラの投函が皆無になったのは驚きです!

④留守中の町内会「回覧板」はパスしてもらう

 自分の家に回覧板を回して頂いている方に、「うちは跳ばすように」頼んでおきます。(できれば、親しい関係を築かれていることが望ましいです)

⑤「宅配物」の配達は、宅配業者に連絡し不在期間中はストップしてもらうよう依頼する

留守期間にもよりますが、1週間以上留守にする場合は、 「ヤマト」及び「佐川急便」は、最寄りの営業所に連絡すれば、留め置きしてくれて再配達してくれます。

 「冷凍もの」も営業所の冷凍庫で保管してくれます。

 できれば、各宅急便各社の「インターネット会員登録」をしておけば、配達前に事前にメールが来ますので、配達をどうするか伝えることが可能です。

 また、転送先を伝えれば転送もしてくれます。(基本的に、転送費用はかかりません、私の場合は関東から関西へ無料転送を何度かしてくれました)

 会員登録はネット検索で登録できます→「ヤマト運輸」、「佐川急便

※郵便局扱いの「ユーパック等」も、先ほどの「不在届」で郵便局に留め置きしてくれ再配達もしてくれます。

⑥近所の親しい人に、「時々、郵便受けをチェックして!」と依頼しておく。

 新聞店に留め置きの連絡をしても、「配達員の手違い」で「郵便受け」に入れられることも(私の場合も偶にあった)考えられるので、近所の親しい人に、時々、「郵便受け」をチェックしてもらうよう頼んでおけば安心です。

⑦「インターホン」を鳴らす来訪者と、旅行先でも「携帯電話」で応対できるようにする。

インターホンと携帯が繋がるシステムは、留守中の来訪者と通話ができるので空き巣に留守を悟られないための防犯対策必須項目となります!

私の場合は、「インターホン」も「固定電話機」もパナソニック製でしたので、「ドアホンアダプター」を設置し「室内モニター」と「固定電話」を「コード」でつなぐことで「インターホン」からの通話は、「固定電話」を通して「携帯電話」へ転送されるようになりました。

これにより、外出先でもインターホンに応対できるので非常に重宝しています。(光電話でも同じです!)

アダプターを使って、ご自宅のインターホンの「室内モニター」と「固定電話」の機種を調べて携帯に転送できるかをメーカーに問い合わせてください。
(パナソニックはパナソニック」で確認できます)

⦿ドアホンアダプター

・残念な事ですが、同類品は現在非常に高い価格で販売されているようです(3万円以上)。

この扱い店が一番安いので掲載しましたが、私が10年ほど前に購入した時は、5千円位で購入できました。

3万円以上もするならば、スマホ連携できるドアホンを購入した方がいいと思います!

なお、パナソニックに尋ねたところ(2021年8月)、アダプターは先行き生産中止を予定しているとのことでした。

従って、安く手に入らなければ下記の携帯に繋がるドアホンに替えた方がいいと思います。

最近のインターホンは、そのまま携帯電話(スマホ)に転送できる機種がたくさんありますので、そちらのほうが手っ取りばやく、且つ、より便利だと思います。少し費用がかかりますが。

パナソニックのスマホ対応機種各種→「パナソニック

◎スマホ対応「ドアホン」

【コメント】
外出先でもスマホでリアルタイムに映像と音声で来客応対できます。
留守を悟られない為には必須のツール。
但し、無線LAN環境とスマホ専用アプリ「ドアホンコネクト」のインストールが必要。

関連記事⇒「留守時防犯に「インタホーンのスマホ対応」は必須!」

2.留守中の電話機は「登録者以外は拒否」の設定にしておく

 電話機をそのままにしておいたり、「留守電」にしておくと、空き巣が何度も様子伺いの電話を入れて留守を悟られる危険があります。

 このため、「登録者以外は拒否」の設定をしておくと、その旨相手にアナウンス(『恐れ入りますが、あなたの電話番号からはおつなぎできません』)して拒否できるので自然な対応となり、留守を悟られずにすみます。

但し、この設定をするためには、NTTの場合、「ナンバーディスプレイサービス契約」(月額400円)が必要です。(光電話の場合もサービス申し込みが必要で同額程度です)。

また、電話機も設定可能な機種でなければなりません。

⦿ナンバーディスプレイ電話機

【コメント】
ナンバーディスプレイは、かかってきた電話番号を認識表示できる電話機です。
ナンバーディスプレイサービスは、このディスプレイ機能の付いた電話機が必要になります。

なお、「ナンバーディスプレイサービス契約」は、NTTの場合は「116」へ

関連記事⇒「一般家庭の電話設定は「未登録番号着信拒否」が防犯上最適!

3.「主要な電灯」は、タイマーで「普段通り」に点灯するようにする。「誰かが居ると思わせる」ためです。

①「外灯及び玄関灯」は、普段通り点灯するようタイマー設定する。

スイッチを「タイマー付き」のものに交換し、留守の時は、夕方から23時頃まで点灯するよう「留守タイマー設定」をする。
(タイマーには毎日数分くらい前後して時差点灯する機能が備わっています)

◎壁埋め込みスイッチは、パナソニックの「あけたらタイマー」がお勧めです。
注意:自宅のスイッチに合致したものを選ぶ)

◎「あけたらタイマー

【コメント】
壁埋め込みスイッチの交換は、電気屋さんに頼めばすぐ交換できます。
私は自分で交換しました。ブレーカーで電源を落として説明書きに従ってやれば30分で交換できる簡単な作業です。

②「玄関のドア」が、部分的にガラスのため室内が見えやすいのであれば、普段から「目隠しシール」を内側から貼っておく。

「目隠しシール」

【コメント】
ドアの一部に透明性が高いガラス部分があれば、室内の様子が察知されやすため、普段から目隠しフイルムを内側から貼っておくと安心です。
いろんな柄、サイズのフイルムがあります。

なお、「目隠しシール」は、ホームセンターでも調達できます。

③室内灯は、道路側から灯りが判るような一階の「玄関内灯」と「リビング灯」、及び、二階のいずれかの部屋の室内灯を夕方から11時頃までの間「留守タイマー設定」で点灯させる。

「タイマースイッチ付きLEDシーリングライト」

【コメント】
留守中の夜間照明は防犯上非常に重要であるので、道路等から見えるポイントとなる部屋等にはタイマーで室内灯が点灯するようにします。
従って、留守設定ができるタイマー付き室内灯に交換する必要があります。

④「雨戸・シャッター」は全て閉める。但し、一部の雨戸・シャッターは、目隠しシートで覆い、閉め切った状態を察知されないようにする

「雨戸・シャッター」の全てが何日も閉めっぱなしだと、留守を悟られやすい為、一部を半開きにすべきとの考え方もありますが、これは空き巣に狙われた場合は大変危険です。

狙われた時に空き巣の侵入を阻止するためには、断固、全部閉めるべきです。抑止力にも繋がります。

このため、道路側から見えるいくつかの「雨戸・シャッター」の外側には、普段から「日よけシート・遮光すだれ」を設置し、留守の時に、閉めているかどうかわからないようにします。但し、風などで外れないようにしっかりと固定しておくことが必要です。

ウォーキングしていると、結構、「日除けシートやすだれ」で「窓全面」を覆っている家が多くあり、違和感は全然ありません。

◎「日よけ遮光窓目隠しシート」サッシ窓枠に取り付ける)

【コメント】
日よけシートを雨戸やシャッターの外側に設置し、通りから、雨戸やシャッターが閉め切られていることがわからないようにします。
ベランダのある窓は、普段は巻き上げておきます。

しかし、急にはそのようなことが用意できなければ雨戸・シャッターのままでよいと思いますが、その場合には、抑止力強化のための「防犯カメラの設置」などに力を入れるべきと考えます。

関連記事⇒「留守宅雨戸防犯「日よけシート、すだれ」選ぶポイント」

⑤「門やガレージなどの扉」は、普段から閉めておく。

 「留守中には閉めるが普段は開けっ放し」などの「ガレージ扉」などがあれば、「普段から留守と同じように閉めておく」ことが大事。

普段と違えば留守ではないかと勘繰られるからです。

⑥留守中に異変が生じないよう物の固定や不要物整理をしておく

留守中に風などで自転車などが倒れたり、植木鉢がひっくり返ったりしないように、「倒れそうな物」は、しっかり固定しておく。 

また、留守中に風などで玄関先にゴミなどの「不要物」が散乱しないように整理しておくこと。

異変なのに放置していると留守を勘繰られるからです!

以上が空き巣に留守を悟られないための対策です。

Ⅱ.「侵入する気にさせない」抑止力対策が重要

空き巣(泥棒)は、気づかれて騒がれたくないので警戒心が旺盛です。
このため「抑止力を高める防犯体制」を整えましょう。

1.敷地内数か所に、スマホ対応の「防犯カメラ」を設置する

 素人でも取り付け・設定できる手ごろな防犯カメラを死角が生じないよう複数ヵ所に設置する。

戸建ての場合は、まずは、「インタフォンに向けて一台」、「玄関ドア上近辺から玄関先に向けて一台」、「二階があれば上から下向きに一台」ぐらいは設置したい。

 これだけで非常に大きな抑止力になります。私の場合は、さらに一台、側面側にも設置しています。

 できれば、スマホ操作でカメラの首部が自由に回せる可動式の低価格だるま型見守りカメラを設置すれば、家の状態が外側から見れるので、出先からスマホなどで家の状態がチェックできるので重宝

◎防犯カメラ選択の留意点

留守中の防犯のため安定性が重視されるので有線が望ましい

1週間分の録画時間が必要。(録画容量)

機能以上にカメラ台数が重要。4台ぐらい増設できるタイプがいい

◎防犯カメラ(室外用)

【コメント】
防犯カメラは、できれば死角がないように配置したいものです。
従って、カメラ4台付きをおすすめします。
また、長期留守時に、自宅Wi-Fiの不具合で防犯カメラが利用できなくリスクを避ける為に、極力、有線で繋げるものをおすすめします。

2.玄関に人が近づいたら灯りが点灯する「人感センサーライト」を設置する。

 できれば「ソーラー式」の「センサーライト」が良いです。電池切れを気にせずにすみます。

但し、バッテリー寿命が3~4年のため交換に手間がかかるならば電池式の方が良いかも知れません。また、電源がとれるようでしたら、通電式がベストだと思います。

防犯人感センサーライト 

【コメント】
人感センサーライトには、ソーラー式、電池式、電源式があります。

電源があれば電源式が便利です。

なお、あくまでも敷地に入れば照らすようにセンサーの方向には気をつけてください。人が外の道を歩くたびに光るのでは迷惑がられると思います。

(因みに、我が家は人感センサーで犬が吠えるものも裏庭に設置しています)

3.敷地内で外部から見えるところには、「脚立」や「はしご」など高いところに上りやすくするものは置かない。

侵入しやすい2階のベランダや1階屋根に上るのに使われないためです。

Ⅲ.「侵入を手間取らせ諦めさせる」侵入防御強化対策に万全を!

空き巣は侵入に時間がかかることを恐れているので、「侵入に手間取る」ことが侵入断念に繋がります。

空き巣は、家屋侵入に5分を超えると断念すると言われるので侵入しにくい措置を講じましょう。

関連記事⇒「留守宅の防犯対策|警察庁の侵入犯罪統計からみた防犯対策ポイント」

1.全ての扉、窓、雨戸・シャッターは閉めて施錠する

警察のデーターでは、空き巣の侵入口は、大半が無施錠扉・窓からです。素早く仕事が終えられるからです

無施錠扉・窓ガラスは、空き巣にとって最もおいしい仕事場となります!

空き巣の戸建て、集合住宅への侵入手段は無施錠扉・窓ガラス破りが圧倒的。

①玄関ドア

【通常の「二重ロック」のほかに「玄関補助鍵」を取り付ける。】

補助鍵 

【コメント】
留守にする際に簡単に取り付けられ、意外と強固な侵入防止になります。
内側の鍵ロックに「サムターンカバー」を取り付ける

「ガラスを割って手を差し入れ内側から鍵を開ける」のを阻止するため、内側の鍵ロックに「サムターンカバー」を取り付けるましょう。

サムターンカバー

【コメント】
内側の鍵ロックは普段からよく使うので取り外しする必要のない開放型のサムターンカバーが便利。
ドアの一部がガラスで内部が見える場合は、目隠しシールを貼る

家の内側の状況がわかるのは防犯上最も危険。このため、ドアの一部がガラスで内部が見える場合は、目隠しシールを貼りましょう。

目隠しシール

【コメント】
ドアの一部に透明性が高いガラス部分があれば、室内の様子が察知されやすため、普段から簡単に剥がれる目隠しフイルムを内側から貼っておくと安心です。
いろんな柄、サイズのフイルムがあります。
【ガラスが割れるとベルがなる「防犯アラーム」を設置する】

空き巣の侵入で圧倒的に多いガラス破りを防ぐ上で、ガラス越しに見える「防犯アラーム」の抑止力効果は大きい。ガラス窓には、割れるとベルが鳴る「防犯アラーム」を設置しましょう。

◎防犯アラーム

【コメント】
防犯窓アラームには、窓が割れる(揺れる)と反応するタイプと、窓が開くと反応するタイプ、両方に反応するタイプがある。
通常は、両方に反応するタイプが望ましい。
【ドアには、「玄関ドアセンサー」を設置する】

ドアには、開けられると警報ベルがなり携帯に通報がくる「玄関ドアセンサー」を設置しましょう。

玄関ドアセンサー 

【コメント】
固定電話と連結し、窓が開くと携帯に通報が来るシステムが構築できる。
警戒レベルを調節できる機能あり。

②勝手口

勝手口には、「補助錠」をつける

勝手口の鍵は簡易なものが多いので、それとは別に「補助錠」をつけましょう。
勝手口はこじ開けられやすいものが多いのでその観点で補助鍵を選んでください。

補助鍵

【コメント】
勝手口の補助鍵は、外側から取り付けるタイプと内側から取り付けるタイプがある。
ドアの構造上、内側から取り付けるタイプは簡易型が少ない。

③窓

【「補助鍵」をつけ施錠を強化する】

窓の開閉を阻止するため簡単な補助鍵を付ける。

補助鍵「サッシ引戸用補助錠ワンタッチシマリ」

【コメント】ワンタッチシマリは簡易型補助鍵の定番。
【窓ガラスに「防犯フイルム」を貼り割られにくくする

窓ガラスには「防犯フイルム」を貼り、ガラスを割られにくくする

全面に貼るのが問題あれば鍵周りを中心に30センチ四方に貼っても効果あると考えます。

防犯フイルム」

【コメント】強度の違いがあり、窓のサイズやタイプで選ぶ必要があります。
【窓ガラスには、「防犯アラーム」を設置する。

窓ガラスには、「振動」または「開閉」検知つきの「防犯アラーム」を設置する。

できれば両方備わったセンサーが望ましい。

「振動アラーム」◎「開閉アラーム」

【コメント】
防犯窓アラームには、窓が割れる(揺れる)と反応するタイプと、窓が開くと反応するタイプ、両方に反応するタイプがある。
通常は、両方に反応するタイプが望ましい。
ガラスに貼るので窓の開け閉めに妨げとならない薄い型を選ぶと良い。
【ベランダの窓には、「窓センサー」を設置する】

ベランダの窓には、開けると警報ベルが鳴り室内電話を経由して携帯電話に通知がいく「窓センサー」を設置しましょう。

 窓が開けられると、携帯電話やスマホに通報がきて異常を知ることができ、必要な対応がとれることになる。警察などへの連絡措置もとれる。

「窓センサー」

【コメント】
固定電話と連結し、窓が開くと携帯に通報が来るシステムが構築できる。
警戒レベルを調節できる機能あり。

④トイレ、浴室、キッチンなどの小窓には「面格子」などを設置する

 特に、一階にあるトイレの小窓は小さいからと言え目隠し程度では簡単に入られる危険があります。

「面格子」

【コメント】
自分でも設置できますが、壁がパネルなどの場合は、業者委託が安心です。
小さい窓の場合は1~2万円の工事費が相場です。

関連記事⇒「留守宅防犯|小窓は空き巣の狙い目。面格子及びアラームが必要。」


⑤雨戸のロックは上下にかけて、雨戸が持ち上げられて浮かないようにする。

雨戸のロックが上下合わせて一つしかなければ、取り付けて上下が対になるようにするか、それに代わる措置をして外から雨戸が外されないように工夫してください。

防犯強化の基本は、上下2か所設置です。雨戸にもよりますが、自分でできると思います。

「雨戸鍵」

【コメント】雨戸の鍵は、雨戸を外せれば簡単に取り付けられます。

関連記事⇒「留守時の防犯|その雨戸で空き巣の浸入を阻止できますか?」

2.室内には、「スマートフォン対応IPカメラ」を設置する

 留守中の我が家の状況が確認でき、また、万一、侵入されたときに、いち早く対応できる可能性がある。

 賊が侵入すれば、通報がいち早く旅行先のスマホ及び携帯電話に入るので、その時にカメラのスピーカーを通して威嚇すれば撃退につなげることができるかもしれません。

 また、犯人の画像をもとに犯人の早期発見につながる可能性があります。

「スマートフォン対応IPカメラ」

【コメント】
このタイプのIPカメラは、いろんな目的で利用できるので非常に重宝です。
何と言っても、遠隔地からスマホ操作で四方八方自由に見回すことができるので気になるところの現状チェックができるところが素晴らしいです。また、音を出すことも拾うことも可能なので、万一の際には役立つと思われます。
利用する時は、極力、有線で接続することをおすすめします。(留守中にWi-Fi接続が切れると大変心配になります)

関連記事⇒「防犯カメラ|ペット型ネットワークカメラのおすすめ!」

Ⅳ. その他

1.植木や花など

【玄関先など目立つ場所で長期間枯れたままにならないようにする】

「不在期間の長さ」を勘案して、枯れる恐れのあるものは見えないところに置き換える。枯れたまま放置してれば留守が悟られます。

◎「簡易自動給水」

【コメント】
なお、不在期間が10日ぐらいなら、水が浸透してチョロチョロと植木鉢に水分補給ができる左記のような装置を設置しておく方法もあります。私は、夏場はそうしてます。

 また、植木鉢など倒れる可能性のあるものは風などで倒れないようにする工夫が必要です。

2.泥棒に入られた場合・・今のところ実体験がないので、あくまでも想定しておくということです。

○侵入時に携帯電話へ通知があり、泥棒が侵入したことが画像などで確認できれば次の措置をとる。

 順番は、状況により判断するが、次の連絡をする。

①携帯電話で近所の人に見回りを依頼する。

②携帯電話から警察に通報する。

なお、侵入時にセンサーやアラームが鳴り響くようにしているが、こういった場合に近所に知らせるための警報を携帯から鳴らせるようにようにしたいと考えてます。

○事後察知した場合は、とりあえず上の①と②の措置をとった上で次の措置をとる。

早々に帰宅して、被害状況を把握し、また、犯人逮捕の手がかりを防犯カメラの録画などから洗い出し警察に届ける。

②保険を掛けているので損害保険会社にも連絡する。

関連記事⇒「空き巣被害(物損)に遭ったら火災保険会社に届け保険金を受け取ろう!

以上が、私の実践している留守に備えての空き巣防犯対策です。

ご参考になれば何よりの幸いです。

ーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーー

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