電話応対することが犯罪の糸口なる。電話応対しない対策を!
(更新:2019年4月27日)
新元号「令和」に便乗して、早速!全国で、電話を使った詐欺が多発しています。
「元号が変わりキャッシュカードが使えなくなる」などと、狂言で高齢者からカードをだまし取る詐欺が各地で相次いでいます。
ニュースでは、宮城や埼玉などで、市職員などを名乗る男から「改元で今カード更新しないと現金が引き出せなくなる」、「過払いの保険金があるが元号が変わるので今日中に手続きが必要だ」などの電話があり、その後自宅を訪れた男にカードを渡し現金が引き出されたというものです。
このため、警視庁は、「キャッシュカードの変更などは必要ないので、あやしい電話があったらすぐに通報してください」と注意を呼び掛けていますが後を絶ちません!
この「改元便乗詐欺」も、「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」と同様に「電話を使った詐欺」です。電話で言葉巧みに騙して高齢者を狙う卑劣な犯罪です。
「電話での接触」が事件の発端になるのです!被害を防ぐためには、「犯罪者からの電話には一切関わらないようにする」ことが最大の防犯対策となります。
このため、家の固定電話を「未登録番号着信拒否設定」にして「電話での接触」を避けるべきです。
※「未登録番号着信拒否設定」は、相手には「恐れ入りますがこの電話はおつなぎできません。」とメッセージが流れる。
実家に高齢の親がおられれば、被害に遭わせない為に、固定電話の「未登録番号着信拒否設定」を徹底しましょう!
「登録者以外拒否設定」をするためには、
NTTの場合であれば
①NTTのナンバー・ディスプレイに加入していること(NTT116への申し込み)
「ナンバー・ディスプレイ」は、NTTのオプションサービスで、電話をかけてきた相手の電話番号を、電話機のディスプレイに表示させるものです。
②ナンバー・ディスプレイに対応したディスプレイがつき着信拒否機能が付いた電話機であること
が必要です。
NTT以外の場合はそちらに問い合わせてください。
改元便乗詐欺、オレオレ詐欺、振り込め詐欺は、電話応対することが犯罪の糸口になっています。
老人の身内や関係者は、これらの被害から守るために、固定電話の「未登録番号着信拒否設定」を是非指導してあげてください!
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最後になりますが、「自分でできる「長期間留守時の防犯対策」」もご参考に願います!