目 次
電話にも鍵が必要!何もしなければドアを開けっ放しにしているのと同じです!
アポ電強盗、振り込め詐欺、オレオレ詐欺等の被害が跡を絶たない!
テレビや街頭などで被害に遭わなうよう警戒を呼び掛けていますが、一向にこれらの被害は、なくならないばかりか、あの手この手の手口にひっかかり増加傾向にあります。
毎日のようにNHKでは「ザストップ詐欺被害」と銘打って詐欺の手口を紹介して注意を呼び掛けていても同様の手口での被害が後を絶ちません。
これらの被害は、いずれも電話での応対がきっかけとなっている!
アポ電強盗は、電話で家の様子を探り、振り込め詐欺やオレオレ詐欺は誰かになりすまして事を起こします。いずれも顔が見えないことをいいことに言葉巧みに信用させて金品をだまし取る手口です。
電話で応対さえしなければ、巧みな口調に騙されることもなく被害に遭わずに済んだのです。
アポ電強盗や振り込め詐欺等の狙いは大抵、高齢者世帯、特に一人世帯です!
アポ電や振り込め詐欺などの狙う家は、大抵、高齢者であり、特に女性の一人住まいが狙われやすいと言われます。
電話に無防備で、かつ、電話応対に丁寧に応対しなければという気持ちが強く、従って巧みな言葉に騙されやすいという傾向があり、狙われやすいのです。、
見知らぬ電話番号からの電話は、大抵、応対が不要な電話が大半です。
決めつけては悪いのですが、このような個人宅であれば、見知らに電話番号からの電話は、大抵、売込みか勧誘話が多く電話応対の必要がないのがほとんどではないかと思います。(顔の広い人は別ですが)
役所や銀行など取引関係にある関係先からの重要な連絡は、電話ではなく文書通知が原則です。
関係先以外でかかってくる電話は、売込み、勧誘、留守伺い、嫌がらせ、振り込め詐欺、オレオレ詐欺、アポ電強盗等平穏な生活を脅かすものと考えるべきです。
従って、余程のケースを除いて一般の高齢者の世帯においては、見知らぬ電話番号からの電話に応対する必要はないと思います。(最終的にはご自身で判断願います)
詐欺などの被害に遭わない為に見知らぬ電話番号には出ない電話設定が一番!
私は、普段でも「登録者以外拒否(実際の呼称は未登録番号着信拒否)」の設定をしています。
これにより、電話に登録されていない人からの電話は、全て電話が相手にメッセージ(「恐れ入りますがこの電話はおつなぎできません。」)を流して拒否してくれています。
身内や親類、友人、銀行や関係先の電話番号は電話機の電話帳に登録済みなので支障はありません。
これにより、頻繁にあった「煩わしい売込みや勧誘、中にはオレオレ詐欺らしき電話」なども、一切電話対応せずに済んできました。7~8年経ちますが何ら問題は生じていません。
このことから、「振り込め詐欺」、「オレオレ詐欺」、「アポ電強盗」、「煩わしい売込みや迷惑電話」などの被害を防ぐ最良の対策は、固定電話機に「登録者以外拒否」の設定にすることが最良の方法と考えます。
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電話の設定方法
電話の設定は簡単です。
1.電話機の準備
「登録者以外拒否設定」及び「非通知電話・ファックス拒否設定」の対応ができるようにするためには、まず次の事前準備が必要です。
①NTTのナンバー・ディスプレイ(光電話などはその事業者のサービス)に加入していること
②ナンバー・ディスプレイに対応した「ディスプレイつき電話機(着信拒否機能が付き)」であること
「ナンバー・ディスプレイ」とは
NTTのオプションサービスの1つで、電話をかけてきた相手の電話番号を、電話機のディスプレイに表示させるというものです。 電話機に登録してある電話番号からの場合は、誰からかかってきた電話なのか音声で知らせてくれます。 しかし、相手が非通知でかけてきた場合には、相手の電話番号は表示されません。 なお、「ナンバー・ディスプレイ」を利用するには、NTT(116通話料無料)への申し込みが必要です。ひかり電話の場合は、その事業者のサービス申し込みが必要です。 NTTの場合、初回工事費と月額利用料が必要。工事費は2,000円、毎月の使用料は400円がかかります。 |
2.電話機に拒否設定をする
「拒否設定」の仕方は、電話機の説明をご覧ください。
3.電話帳登録
電話帳登録は少し煩わしい作業ですが、個人の場合、せいぜい100件以内に収まると思いますので、若い身内の方がお手伝いしてあげてください!
留守時の防犯対策として防犯カメラのお設置は欠かせなくなってきています。
また、在宅時においても、押し売りや押し込み強盗の抑止としても、防犯カメラは有効です。
是非この際、玄関先に向けて1台は防犯カメラを設置することをおすすめします。
なお、防犯カメラの選び方や設置について、下記の記事をご参考に願えれば幸いです。
防犯カメラの選び方や設置方法 |