電話de詐欺は、電話の設定を「未登録番号受信拒否」にすれば防げる!

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「オレオレ詐欺」、「預貯金詐欺」、「架空料金請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金詐欺」と言った電話などの通信手段を使って現金を振り込ませたり、受け取りに来たりする手口の「電話de詐欺」の被害が増大の一途です!

一番被害が多い通信手段は電話を使った面識のないことを良いことに、言葉巧みに欺す手口で90%以上を占めます。

特に高齢者の一人暮らしの方の被害が多く、無防備の実態が顕著となっています。

Ⅰ.「電話de詐欺」の被害が増大一途!

1.電話を使った詐欺被害は増大の一途!

因みに、「電話de詐欺」の被害統計を千葉県県警のデーターで見ると、下表の通り、「オレオレ詐欺」、「預貯金詐欺」、「架空料金請求詐欺」、「還付金詐欺」が圧倒的に多く被害も大きいことがわかります。

いかに電話は詐欺にとって商売の主要ツールとして使われているかがわかります。

知らない番号からの電話は、「くわばらくわばら」ですね!

2.「電話de詐欺」の狙う獲物は高齢者

「電話de詐欺」の被害者を千葉県警のデーターで見ると、圧倒的に高齢者が被害を被っています。

これは、無防備でありがちなのと、息子や身内に関係した話を持ちかけられると動転してしまう傾向があるからだと思われます。

3.高齢者は見知らぬ人からの電話対応に弱い

高齢者は、一般的に、電話には丁寧に応対しなければという礼儀意識がある為、言葉巧みな相手の通話を断ち切れない面があったり、息子や身内に心配事が生じたなどとの話を聞かされると、どうてんして冷静さを失いがちになりやすいので詐欺の思う壺となります。

このため、言葉巧みな犯罪者とは電話で応対するのはリスクがあります。

4.基本的に知らない番号の電話は危険であり応対の必要はない!

基本的に、知らない番号からの電話は、出る必要性のない電話が殆どであり、出るのはかえって危険です。

⇒「知らない電話番号には出ない・折り返えさない!番号検索でチェック

役所や銀行などから電話がある場合は、事前にハガキ等で連絡があるのが通例となっています。

5.安全の為には、知らない番号の電話に出ない電話設定が必要!

従って、「電話deで詐欺」から身を守るためには、電話を「未登録番号着信拒否」の設定にするのが一番です。

Ⅱ.電話の「未登録番号着信拒否」設定こそ究極の「電話de詐欺」対策!

詐欺や悪質業者の電話を使った被害を防ぐには、電話で接触しないように電話の設定を「未登録番号着信拒否」にすることが一番です。

1.電話の「未登録番号着信拒否」の設定とは

「未登録番号着信拒否」の設定とは、電話機に登録している電話番号だけを受信し、登録していない電話番号からの着信には拒否をする設定のことです。

特殊詐欺や悪質業者は全て電話での会話を足がかりとして犯行に及びます。

不正に入手した固定電話番号に無差別に電話を掛けて言葉巧みに欺します。

特に、高齢者や一人住まいの女性は狙われ易く、電話で会話すれば簡単に欺される傾向があります(警察データー)。

従って、知らない電話に出ないようにすることが最善の防犯対策になります。

そのために、固定電話に「未登録番号着信拒否」の設定を行い、登録していない電話番号からの着信を拒否し話をする機会を作らないことが最善の特殊詐欺等の被害を受けない究極の方法と言えます。

2.「未登録番号着信拒否」の設定方法

電話機に登録していない電話番号からの着信を拒否する「未登録番号着信拒否」の設定は、電話機のマニュアルをみれば簡単に設定できますが、この設定を有効にするためには、以下の様なことが必要になります。

1)NTTや光電話とのナンバー・ディスプレイ契約が必要

「ナンバー・ディスプレイ」は、NTT等のオプションサービスの1つで、電話をかけてきた相手の電話番号を、電話機のディスプレイに表示させるものです。

電話機に登録してある電話番号からの着信は、誰からかかってきたのを音声で知らせてくれます。(非通知の場合は、表示されません。)

「ナンバー・ディスプレイ」を利用するには、NTT(116通話料無料)への申し込み(有料、月額400~500円)が必要です。ひかり電話の場合は、その事業者のサービス申し込みが必要です。なお、NTTの場合、初回工事費2,000円です。

なお、NTT東日本及びNTT西日本では、70歳以上高齢者及びその同居家族名義の電話については、無料化することを検討しています。

2)電話機はディスプレイと着信拒否機能付の機種が必要

電話機そのものもディスプレイ機能がついており、拒否設定できる機能を備えた機種が必要になります。

3)拒否設定の方法

電話機のマニュアルをもとに設定します。

なお、私の場合は、在宅時も留守時も「未登録番号着信拒否」とし、在宅時に登録者以外から電話がありそうな時は解除しています。

◎留守時には「未登録番号着信拒否」を設定

長期間家を留守にする時に、電話に何も設定しないでいると、留守中に空き巣が電話をかけて来たときに留守を悟られます。かといって、「留守電」にすると、空き巣に留守を知らせるようなものでNGです。

このため、長期間留守にする時は、「未登録番号着信拒否」設定にすると、空き巣に留守を悟られずに済みます。

従って、長期間家を留守にするときは、「未登録番号着信拒否」の設定を防犯上おすすめします。

◎在宅時も通常は「未登録番号着信拒否」設定とし、未登録者からの電話がありそうな場合は解除する

在宅時には、「オレオレ詐欺」などの電話を受け付けないために「未登録番号着信拒否」の設定をするようにしています。

しかし、役所などに電話して返事をくれるような場合や、未登録番号の電話がかかってきそうな場合は、「未登録番号着信拒否」の設定を解除します。

4)必要な電話番号の登録

なお、この「未登録番号着信拒否」の設定をする場合は、電話が掛ってきそうな電話番号は、電話機に電話帳登録をしておく必要があります。

登録する電話番号が多いと、少し煩わしい作業となりますが、100件ぐらいであれば30分もあれば登録できます。

老親がおられる実家の場合は、是非、手伝ってあげて下さい。

3.未登録者からの着信対応は基本不要です

未登録者から着信があれば電話機に着信履歴ランプは点灯します。

従って、未登録者からの電話番号は着信履歴で確認できるので、気になる場合は、番号をネット検索して相手を確認します。

大抵は、詐欺や迷惑電話として照会されていますが、市役所などの登録された電話番号の場合は、こちらからかけ直して見ることも良いのですが、大抵、後日、ハガキ等で要件が通知されますので、それを待って対応すれば十分だと考えます。

Ⅲ.最後に

「電話de詐欺」による被害は、知らない番号からの電話に出て会話をすることが端緒となります。

従って、被害に遭わない為には、電話で接触しないように、電話を「未登録番号着信拒否」にの設定することが第一です。

ご高齢の方は設定が難しく感じられるかも知れないので、身内や関係者の方がお手伝いをして設定してあげましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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