目 次
安全性が確認されたアビガンの正式承認はいつになるの?いつ使えるようになるの?
レムデシビルの効果確認との朗報、米国の非常時における早期承認の対応に敬意!
昨日、下記の「米国のNIHが、レムデシビルを患者千人に投与した結果、早期治癒に効果が認められたと発表」とのNHK報道がありました。
亡くなられた方については、レムデシビルの投与による明確な治療効果の優位性は確認できず、コロナ治療には、レムデシビルに加えて他の治療薬の出現が必要と報告がなされたとのことです。
それにしても、対処療法による自然治癒と隔離による封じ込めしか手がなく日々世界でたくさんの命が失われていく非常事態の中で、副作用はあるものの安全性に問題がないことで正式承認した米国当局の人命第一の非常時の対応には敬意を表したい。
「レムデシビル」に回復期間の短縮効果か
2020年5月23日 11時11分NHK 新型コロナウイルスの治療薬として期待されている「レムデシビル」について、NIH=アメリカ国立衛生研究所などの研究グループは、患者の回復期間を短縮する効果が見られたとする臨床試験の結果を発表しました。 「レムデシビル」は、実験で新型コロナウイルスの増殖を抑える効果がみられたことから、患者の治療に使える可能性があるとして、臨床試験が進められています。 22日、NIHなどの研究グループは、アメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に臨床試験の初期段階の結果を発表しました。 試験は主に症状の重い患者およそ1000人を対象に行い、レムデシビルを投与するグループと、そうでないグループに分け、薬を10日間投与したあと、およそ4週間にわたり経過を観察しました。 その結果、退院できる状態になるまでの期間の中央値は、レムデシビルを投与されたグループが11日で、投与されなかったグループの15日より4日短かく、患者の回復期間を短縮する効果が見られたとしています。 また、試験開始から14日後に死亡した患者の割合は、レムデシビルを投与した患者のグループのほうが低くなりましたが、投与されなかったグループと大きな違いはなかったということです。 こうした結果から研究グループは「レムデシビルの有効性が示された」としたうえで、人工呼吸器が必要になる前に投与を開始することや、致死率を下げるためにレムデシビルの投与と並行して行うべき、ほかの治療法の開発が必要だとしています。 レムデシビルはすでにアメリカで緊急使用の許可が出ているほか、日本ではアメリカでの許可に基づいて、治療薬として承認されています。 |
日本もレムデシビルを特例で早期承認したことは非常時対応として評価できる!
毎日たくさんの患者が対処療法の甲斐もなく亡くなられている中で、治療薬の出現は最優先されるべき課題であります。
今回のような未知のコロナウイルスの出現によって世界で既に400万人を超え、後進国ではさらなる猛威を振るっている非常事態の中では、安全性に問題がなければ人命を救える可能性のある治療薬の承認は最優先されるべき国の特命事項ではないかと考えます。
そういった意味で今回の日本のとったレムデシビルの特例承認は、人命第一を優先させる上で評価できるものと考えます。
安全性に問題がなければ可能性に掛けるが非常時の対応ではないでしょうか?
アビガンを含めたコロナ治療薬の一刻も早い正式承認を期待したい!
アビガンの承認について日本政府にこういった非常時における人命第一の対応力は期待できないのだろうか?
こういった、歴史上類を見ない非常事態の中で、対処療法だけで治癒力のない人がたくさん命を失っている状況において、通常時の規制という枠を超えた対応が日本政府には期待できないのだろうか?
「先生方のご意見を参考に」も良いが、こういった非常時での対応は、平常時の規制の枠に縛られず一刻も早い人命第一の行動が必要ではないのかといささかの不安を感じます。
幸い鎮静化し緊急事態解除と明るい兆しが見える中、後進国ではさらに猛威拡大が深刻化、先行きは依然として予断は許せない!平穏を取り戻すためには治療薬、ワクチンの開発が急がる!
治療薬、ワクチンがない限り世界の平穏は取り戻せません。一刻も早い治療薬の確立とワクチンの出現が待たれます!
下記の関連記事もご覧いただければ幸いです。
- レムデシビルが効いた!米国の早期承認は非常事態時の人命第一の英断!
- 昨日の共同通信「アビガン有効性示せず」の無責任記事は大問題!
- 共同通信の発言者匿名「アビガン有効性示せず」記事は無責任報道!
- 漸くコロナ感染検査大幅拡大本腰!陽性者の早期発見が主目的一歩前進
- 石田純一容体「アビガンの副作用で血管が詰まりやすい」は正確報道か?
- 米国、非常事態でレムデシビル異例の超速承認、遅い日本の承認作業!
- アビガンの副作用、誤解を招くテレビ報道の表記と説明不足!
- アッコの番組でトンデモナイ「来年オリンピック通常開催0%」発言!
- コロナで亡くなられた方はアビガン投与が受けられたのかと、ふと思う
- アビガンの投与が受けられる病院で助かった報が続く、病院選びが大事?
- 非常事態認識乏しい日本のコロナ治療薬審査機構、救える命救えない!
- 稼働率5割のPCR検査に与野党議員が厚労省に強力推進の要請!
- 早まる正式承認に備えアビガンの増産に拍車、巨大需要に応える準備着々!
- アビガンのコロナ治療に効果ありの投稿多数、正式承認早まるか?
- 人工呼吸器の不足解消、大規模助成金投入による参入促進が急務!
- アメリカ、抗体検査承認を急ぎ大規模実施に意気込み!早期発見が第一!
- コロナの蔓延でも縛りに拘る厚労省、治療薬承認と検査の遅れの根源か?
- アビガンが足りない!世界の感染者数の増加に間に合わない、生産急げ!
- コロナは早期発見が最も重要!その為の抗体検査キット開発を急げ!
- 首相のアビガン情報で投与希望者が増え承認早まる可能性大!
- コロナ感染は早期発見が特効薬、抗体検査の全国実施が日本を救う!
- 塩野義導入予定のコロナ抗体検査キットの早期波及が日本を救う!
- 30か国から臨床の為のアビガン要請、各国協力で承認早め世界に光明を!(8)
- アビガン正式承認待たずドイツ大量購入決定、人命第一が優先した決断!(7)
- 感染者急増で一刻も早いコロナ治療薬が待たれる中遅い承認手続き(6)
- 白木氏緊急寄稿「アビガンのコロナ治療薬見解」は承認を促す(5)
- アビガンのコロナ治療薬承認間近に!世界を救う救世主に!(4)
- 新型肺炎で激震の株式市場に燭光、「アビガン」が世界を救う!(3)
- コロナで暴落の株式市場、イデコ、つみたてNISA開始の好機到来!
- 新型肺炎に怯える株式相場、既存薬治験状況の朗報が待たれる!(2)3/5
- 新型肺炎におののき暴落続ける株式相場の行方は?(1)3/2