白木氏緊急寄稿「アビガンのコロナ治療薬見解」は承認を促す(5)

一刻も早い新型コロナ治療薬の投与が可能になることが待たれているが

猛威を振るい世界を震撼させている新型コロナに対し、承認された治療薬がない現状では、封じ込め以外に打つ手がないのが実情です。

従って、承認された新型コロナの治療薬の一刻も早い出現が待たれています。

白石副学長がアビガンの有効性を力説!に好感します。

白木公康(千里金蘭大学副学長)の緊急寄稿「アビガンの特徴」の概略は次の通りです。⇒緊急寄稿「アビガンの特徴」

白木公康(千里金蘭大学副学長)の緊急寄稿「アビガンの特徴」
アビガンは全動物の高ウイルス致死性感染症治療薬に有効

アビガンは動物モデルで,タミフルが有効でない場合にも全動物を生存させるという,高ウイルスの致死性感染症を有効に治療できる薬剤である。

エボラや他の感染症など人の治療にも貢献してきた

2014年に西アフリカで流行したエボラ出血熱の治療にも有効に使わ、その後の重症インフルエンザ肺炎に対するタミフルの併用療法の有効性も報告されている。また、人の致死性RNAウイルス感染症の治療や,わが国では,重症熱性血小板減少症候群の治療にも使用された。

日本で承認(使用制限付)、米国でも高い評価を受けた

米国国防総省は,アビガンの効果を期待してアビガンの治験を行った。

わが国でも抗インフルエンザ薬として2014年に承認を得た。

承認を受ける評価対象症例では大きな副作用は見られなかった

評価対象症例501例中,副作用が100例(19.96%)に認められた。

主な副作用は,血中尿酸増加24例,下痢24例,好中球数減少9例,AST(GOT)増加9例,ALT(GPT)増加8例等で強い毒性があるとは思えない。

動物実験で致死および催奇形性が認められたので人については、使用制限が設けられている

動物実験において初期胚の致死および催奇形性が認められたので,医薬品医療機器総合機構(PMDA)と米国食品医薬品局(FDA)の薬理や毒性の専門家たちから,多くの動物での安全性試験が求められ,実施された。

健常人に対する毒性の懸念があれば,アビガンを薬剤として認めず,ヒトでの臨床試験をさせない選択肢もあったが,両機関は動物での安全性試験のデータから,妊孕性以外に問題がないと判断し,ヒトでの第Ⅰ相試験が始まった。

動物実験では精子の減少が認められたが,ヒトでの試験では影響がないことが確認された。

動物実験において初期胚の致死および催奇形性が認められたことによって,妊婦または妊娠している可能性のある女性への投与が禁忌となり、投与期間中および投与終了後7日間は避妊法の実施の徹底する注意喚起がなされている。こうした対応により,新たな薬害の発生を防ぐことができると考えている。

このほかの副作用については,認められていない。胎児への影響に注意すれば,致死性RNA感染症をアビガンで治療することは問題ないと考えている。

中国では、アビガンの有効性を実証している

中国の国家衛生健康委員会は,7万以上の薬物から5000の薬物候補を選択。その後,細胞レベルでテストし最終的に抗マラリア薬クロロキン,アビガン,エボラ出血熱の臨床試験で使用されたレムデシビルの3剤に絞り臨床試験を始めた。

アビガンは新規の感染細胞には有効であるが,既感染細胞でウイルス産生を阻止する活性は低いので,ウイルスの成熟・拡散を阻害する薬剤と併用すると,有効な治療ができると思われる。アビガンの耐性ウイルスができないという特性は,最初から最後の患者まで,有効な治療ができる点で優れていると思う。

本稿の狙いは、アビガンの投与に際して医師が患者に説明できることことを考えたものです。

新型コロナは,感染者の20%が重症肺炎となり2%が死に至る感染症である。したがって,医師が患者に説明できることを目的に本稿を作成した。

前回の投稿では、発症6日までにアビガン治療を開始すれば,ウイルスの早期消失,咳嗽の軽減,肺炎の進行や重症化が阻止され,それにより死亡率が激減する。さらに,若年者でも肺炎の後遺症である線維化や瘢痕化を最小限にすることができ,将来の呼吸機能の低下が避けられることを申し上げた。

一刻も早い新型コロナ治療薬の正式承認が混乱、不安を和らげる特効薬

近々首相の非常事態宣言が発出されることが囁かれ一層の不安を募らせていますが、そのためにも、一刻も早く新型コロナの治療薬が承認されることを願うばかりです。

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