新型コロナ用の抗体検査キットの開発と生産が急がれる、必要なら海外品の導入を!
新型コロナは、早期発見が早期治癒と感染拡大防止に繋がる
新型コロナは潜伏期間が永く発病すると重症化しやすく、感染の早期発見が極めて重要と言われています。
しかし、潜伏期間は無症状のため本人は気づかず放置されてしまいます。このため、感染拡大の要因にもなります。
従って、無症状のばあいでも感染の有無を調べることができれば早期治癒と感染拡大防止に繋がります。
早期発見には、無症状の人も含めて希望者が検査が受けられるシステムが必要
早期発見を可能にするのは、無症状の人も含めて極力大勢の人が検査が受けられる環境づくりが必要になります。
そのためには、簡単にどこでも検査ができる「抗体検査キット」による検査方法が不可欠です。
大掛かりな設備や専門医でなければ検査できない「PCR検査」では、早期に大量の検査が不可能です。
「PCR検査法」では、大規模検査の実施は不可能、「抗体検査キット」の開発と数量確保が急務の課題!
医療崩壊が危ぶまれている中で、大掛かりな設備や専門医でなければ検査できないPCR検査では、早期に大量の検査実施は不可能です。
検査の全国実施は、中国、韓国で既に実施され、英国でも重要戦略に位置づけている
中国、韓国では大規模に検査を実施し効果が出ています。
また、下記の記事によると、英国では、抗体検査キット検査を大規模に実施することを新型コロナ対策の重要戦略に位置づけられているということです。
このため、大量に中国から抗体検査キットを購入したが、性能が悪くて暗雲が差し込めているという。
未完成品であったコロナ迅速抗体検査~現状の分析と今後の見通し小野昌弘 | イギリス在住の免疫学者・医師 4/5(日) 7:17英国の対コロナ戦略は、封鎖計画と抗体検査による免疫状態の評価が2大柱。 英政府は、コロナウイルスに対する免疫がついたかどうかを確認する「免疫成立証明書」を発行し、免疫のついた人から優先的に封鎖から復帰していくことを表明。 抗体検査はコロナ患者と接する医療者の負担を減らせる。ところが現在流通している迅速抗体検査は使いものにならないことが明らかになってきており、対コロナ戦に暗雲が立ち込めている。英政府は既に350万キットを購入済み。 ところが、今週、英国政府は、350万セット購入した迅速抗体検査の性能が低いことを明らかにした。スペイン政府も、中国から購入した迅速抗体検査が表示通りに機能しないため返品したと報じられている。 抗体検査の大きな目的は、ウイルスに感染中のひと、免疫があるひとを見極め医療機関の疲弊を防ぐことにある。このため迅速にできる抗体検査は重要。 抗体検査には迅速検査と定量検査の2種類があり、対コロナ戦において重要なのは、診療所や在宅で特殊な機器がなくとも簡単・短時間に自己検査できる高性能の迅速検査である。 迅速検査は少量の血液から抗体の「有無」しか判定できないが、少量の血液で迅速に結果がでるゆえ自己検査も可能であり、英政府が大規模に配布しようとしているものである。 免疫を持った人はウイルスを拡散しないし、感染した人に接触しても感染しないのが本当ならば、一度感染して免疫さえできれば封鎖の対象外になり外に出られるはずである。 社会が封鎖から脱却するために、正確な抗体検査は死活戦だといってもよい。 今必要なことは、正確なコロナウイルス抗体定量検査(ELISA)を確実に確立し、それを基盤にして、コロナ患者の免疫状態を調べつつ、本当に免疫ができた人たちを正確に同定できる迅速検査を開発することである。 |
結果はキットの性能懸念でそのキットは使えないことになったようです。しかしながら、
韓国や中国ではこれを実施し一応の成果が出たように思われます。
官民挙げてのキットの開発と数量確保を急いでもらいたい!
抗体検査キットについては、クラボウが臨床用として中国から輸入販売を始め、塩野義製薬が中国からの輸入会社との業務提携による輸入販売を目指しています。
国内に有用な抗体検査キットがない現状、クラボウ、塩野義の貢献に期待したい。
しかし、わが国には、高度な技術とノウハウを有する薬品会社等がたくさん存在しており、それらの会社の開発に官民挙げてバックアップし、検査キットの早期開発と数量確保に全勢力を注いでもらいたいものです。
また、外国で有用な抗体検査キットがあれば早急に確認して導入してもらいたいものです。
とにもかくにも医療崩壊の防止とコロナ終息の早期実現のため「抗体検査キット」による検査体制の整備を早めてもらいたいものです!
封鎖によるコロナの蔓延防止を進めるとともに、早期発見早期治療と蔓延防止のため抗体検査キットによる全国的検査実施体制を早急に整備してもらいたい。
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