光回線かホームルーターやWiMAXにするかは固定電話の必要性次第

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「光回線」か、ホームルーターやWiMAXにするかの選択に迷われる方は、多いのではないでしょうか?

単身世帯の方は、お住まいにネット基地が必要なければ間違いなく、ポケットサイズのWiMAXが便利ですが、お住まいにインターネット環境を常備する必要があれば、光回線かホームルーターの選択が必要になります。

実は、ホームルーターは、今までご使用の固定電話番号が引き続き使えるものはソフトバンク製に限られるなどの制約があるため、固定電話番号を引き継ぎたい場合は光回線を選ぶことになります。

当記事では、光回線かホームルーター(据え置き型WiMAXを含む)にするかは固定電話の必要性次第という根拠について記述しました。ご参考になれば何よりです。

※なお、当記事での「WiMAX」は、モバイル型のものではなく、ホームルーター型の据え置きタイプを指しています!

Ⅰ.光回線とホームルーターの選択方法

光回線にするか、ホームルーター(WiMAX含む)にするかを迷われる方が多いのではないでしょうか?

特に、ADSLから乗り換えを考える場合、今までの固定電話の電話番号が引き継げるかどうか、さらに、料金やサービス(メールアドレスや電話サービスなど)がどうなるのか、また、どのような続きが必要になるのか等、気になりますよね。

※なお、ここでの「WiMAX」は、モバイル型ではなく、据え置き型のホームルーターを指しています。以下同じ!

1.インターネット回線の種類

自宅にインタネット基地を設けるためには、有線の光回線と無線のホームルーター(含むWiMAX)があります。

現在ADSLを使用されている場合は、基本的には、NTTの電話線を利用しているため、家の中にある電話線取り口からルーターを通して「インターネット回線」を導引しパソコンやゲーム機器あるいは「固定電話機」に接続されています。

[家庭での「インターネット回線」基地の種類]

有線 光回線 光ファイバー経由
ケーブル回線 ケーブルテレビ用ケーブル経由
ADSL回線 既存の電話線経由
無線 ホームルーター
WiMAX
据え置きタイプ)
無線経由

このうち、③「ADSL」は、2024年に廃止になります。

なお、「ケーブル回線」は、テレビとインターネットの同軸でテレビ回線が主体でありケーブルテレビをあまり利用しない場合はコスト高になるので当記事の対象外にします。

従って、基地局構築は、有線の光回線か無線のホームルータかの2択となります!

2.光回線とホームルーターの比較

1)特徴比較

  特 徴
光回線 ・ハイレベルのインターネット活用者におすすめ。
工事が必要
・月額料金はADSLより高い
・持ち運びは不可
ホームルーター
WiMAX(据え置きタイプ)
・回線速度もADSLより数倍高速
・工事不要で簡単にWi-Fi環境を設置できる。
・持ち運び可能
・月額料金が安い
・固定電話機は、IP電話として使えなくなるので、固定電話を存続させたいならば、別途、NTTと契約を存続させる必要がある。

2)月額利用料比較(イメージ)

月額利用料は、ホームルーターの場合、現行ADSLに比べ半額近くになるが、光回線は、従来のADSLとさほど変わらない。

月額料金
光回線 6千円程度(光電話500円含む)
ホームルーターWiMAX 3~5千円程度
ADSL 4千円程度+NTTに月2千円=6千円程度

3)まとめ

・光回線及びホームルーターによりインターネット環境は、ADSLに比べ格段に向上し、特に光回線は飛躍的に向上します。

・月額経費は、ホームルーターは、光回線に比べかなり安く、光回線はADSLなみになります。

・固定電話を存続させたいならば光回線が光回線事業者の選択肢が多い。

3.選択は、固定電話の必要性での判断が必要

「光回線」か「WiMAX」のどちらにするかの決め手は、「固定電話機」を必要とするか否かにかかっているといえるのではないでしょうか?

つまり、今と同じ「固定電話」(固定電話番号)を今後も必要と考えるかどうかです。

1)固定電話(番号)でなくても良いと考える場合

ハイレベル通信速度に拘らなければ、コスト的に、断然「WiMAX」に軍配が上がります

従って、「WiMAX」の一択となります!

2)固定電話が今後も必要と考える場合

現在利用している「固定電話番号」や「ファックス機能」や「ドアホンの携帯電話への転送機能」、「防犯用のドアセンサーなどの固定電話経由の転送機能」、及び「拒否設定などできるナンバーディスプレイ機能」などを存続させたければ、「固定電話」(番号)は手放せません。

固定電話を必要とする場合は、次の3通りの選択肢となります。

なお、ソフトバンクのホームルーターは固定電話を引き継げるようになっていますが他のWiMAXおよびドコモのホームルーターは引き継げません。

[固定電話番号継続の3通りの選択肢]

(1)「ホームルーター」+NTT契約存続「アナログ電話」

「ホームルーター」に乗り換えると同時に、固定電話機を存続させるためNTTと電話契約を存続させる方法です。

従って、コストは、「ホームルーター」3~4千円程度+NTT2千円になります。

ADSLの時とほぼ変わらない月額料金になりますが、電話料金は、高くなります。このため、選択肢から外れます。

(2)SoftbankAirのホームルーター

今お使いの電話機につなげるだけで固定電話(番号)が引き継げるようになりました。

(3)「光回線」+「光電話」

固定電話機は、「光電話」では継続可能なので、NTT との電話契約は休止(費用は掛からず将来復帰も可能とのこと)し、「光回線」に乗り換え「光電話」をオプションで併設する。

コスト的には、現状(ADSL+NTT回線)と「光回線+光電話」の価格差は、トータルではさほど変わらないことになります。

また、ADSLでの通信速度の遅さや無線の弱さが解消されます。

(4)結論

従って、固定電話が必要であれば、光回線か、ソフトバンクのホームルーターかの選択になります!



Ⅱ.光回線やホームルーターへ乗り換え手順

1.光回線への乗り換え

以下の関連記事をご参考に願います。

adsl乗り換え|光回線事業者の選び方とお得な申し込み方法

ADSL乗り換え|光回線4社のサービス・料金比較と選び方(リニュアル)

「「Yahoo!BB.ADSL」の解約手続きは簡単、電話一本で済みます!(リニュアル)」

2.ソフトバンクのホームルーターへ乗換手順

以下の関連記事をご参考に願います。

インターネット無線回線「ホームルーター」のおすすめ代理店

インターネット5G対応「ホームルーター」の上手な選び方・ポイント

3.WiMAX(据え置き型)への乗り換え手順

以下の関連記事をご参考に願います。

「ADSLから乗換え|固定電話不要なら工事不要の「ホームルーター」一択」

ADSL乗換え|WiMAXおすすめプロバイダは【GMOとくとくBB】

ADSL乗換え|WiMAXの機種選定とプロバイダの選び方(リニュアル)

「「Yahoo!BB.ADSL」の解約手続きは簡単、電話一本で済みます!(リニュアル)」



Ⅲ.最後に

自宅にインターネット基地局を設置する方法は、基本的には「ホームルーター」か「光回線」の二択になります。

いずれかの選択には、固定電話番号継続を必要とするか否かに左右されます。

固定電話が必要でなければ工事不要でコストが安く移動可能なホームルーターがベストで、固定電話を継続したい場合は、「光回線+光電話」かソフトバンクのホームルーター選択がベストと言えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーー 完 ーーーーーー

光回線の選び方とお得な申し込み方法

光回線は、お使いのスマホの月々の利用料が安くなる「セット割」が適用される光サービス会社(ドコモ光、NURO光、au光など)を選ぶのがお得です。スマホ1台につき年間1万円ほど安くなります!

ただし、同じ光回線を申し込むにも多数の窓口があり、窓口の選び方によっては、2年間で5万円以上の差がでることも多く、窓口選択も非常に重要になります。

スマホ別スマホ割適用光回線会社のお得な窓口一覧

携帯会社 光回線 地域 最もお得な窓口一覧
ドコモ ドコモ光 コラボ ドコモ光
Softbank Softbank光 コラボ 【SoftBank光】
NURO光 ほぼ全国 NURO 光
au au光 ほぼ全国 GMOとくとくBBのauひかり
SO-net コラボ 【So-net 光 (auひかり)】
ビッグローブ コラボ ビッグローブ
@nifty光 コラボ 【@nifty光】
DTI光 コラボ DTI 光
AsahiNet光 コラボ AsahiNet光

光回線選び方のポイント

新しい光回線を選ぶ基準は、基本的には、「今よりは料金を安くしたい」、「今よりは通信速度を上げてインタネット環境を良くしたい」が基本になると思います。

1.スマホセット割重視で選ぶおすすめ7社

料金重視で考えるならば、まずは、「セット割」を狙うのがオススメです。

セット割のメリットは大きく、特に家族でスマホを複数持たれている場合は、トータル通信費の大きな節減に繋がります

携帯会社別にセット割が適用される光会社一覧

携帯電話会社とセット割が適用できる光回線会社は下表の通り20社近くあります。

携帯会社 光回線会社 地域 セット割制度内容
ドコモ携帯 ドコモ光 コラボ スマホ1台につき最大1,100円程度
Softbank携帯 Softbank光 コラボ スマホ1台につき最大1,100円程度
NURO光 ほぼ全国※1
au携帯 au光 ほぼ全国※2 スマホ1台につき最大1,100円程度
コミュファ光 東海
eoひかり 関西
MEGA EGG光 中国
Pikara光 四国
BBIQ光 九州
SO-net光 コラボ
ビッグローブ光 コラボ
@nifty光 コラボ
DTI光 コラボ
AsahiNet光 コラボ
OCNモバイル OCN光 コラボ 「OCNモバイルONE」200円割引
UQモバイル 上記複数光 コラボ 各光により区々

「au光」と「NURO光」の全国配備状況

※1  au光 全国(東海エリア、関西エリア、沖縄県を除く)⇒「細部確認はこちら」
※2 NURO光 北海道、関東エリア、東海エリア、関西エリア(和歌山県除く)、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県         ⇒「細部確認はこちら」

セット割適用を第一条件に、コストや速度、安定性、キャッシュバック等の特典などを勘案した「おすすめ回線」と「おすすめ申し込み窓口」をまとめると下記のようになります。

各社の詳細情報は、「Ⅲ.おすすめ光回線の詳細と特典・申し込み手続き等」でご紹介します。

◯ドコモ携帯ユーザーなら「ドコモ光」一択

ドコモスマホユーザーの方は、全国どこでお住いでも「ドコモ光」がおすすめです!へ

携帯会社 居住地区 光回線 おすすめ窓口 詳細
ドコモ 全国 ドコモ光 GMOとくとくBBのドコモ光 詳細

◯au携帯ユーザーなら居住地域の独自回線業者がおすすめ!

auスマホユーザーの方は、光回線がの速度及び安定性がでコストも安い地域密着型がおすすめになります。このことから

東海地域にお住いの場合はで、「コミュファ光」がおすすめです!

関西地域にお住いの場合は、「eoひかり」がおすすめです!

福井県及び沖縄県にお住いの場合は、「SO-net光」がおすすめです!
なお、マンションは「au光」が対応可能なのでおすすめです!

その他の北海道、東北、北陸、関東、四国、九州地域にお住いの場合は、「au光」がおすすめです!

なお、申し込みの際に、お住いの住所をもって窓口にご確認願います

携帯会社 居住地区 おすすめ光回線 おすすめ窓口 詳細紹介
au 全国 その他 au光 GMOとくとくBBのauひか 詳細
東海 コミュファ光 コミュファ光 詳細
関西 eoひかり EO光 詳細
福井、沖縄 SO-net光 【So-net 光 (auひかり)】 詳細

◯Softbank携帯ユーザーなら[NURO 光]か「【SoftBank光】」がおすすめ

Softbankスマホユーザーの方は、「NURO光」が利用できる場合は「NURO光」がおすすめです!

北海道、関東、東海、和歌山を除く関西、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県にお住いの場合は、「NURO光」がおすすめ!

東北、北陸、和歌山、四国、広島・岡山を除く中国、福岡・佐賀を除く九州、沖縄県のお住いの場合は、「Softbank光」がおすすめ!

なお、申し込みの際に、お住いの住所をもってご確認願います。

携帯会社 居住地区 おすすめ光回線 おすすめ窓口 詳細紹介
Softbank 全国 北海道 NURO光 NURO 光 詳細
関東、東海
関西(和歌山除く)
広島、岡山
福岡、佐賀
その他 Softbank光 【SoftBank光】 詳細

なお、「楽天モバイル」と「楽天ひかり」とのセット割制度はありません
また、格安スマホにもセット割が適用される光回線もありますが、割引が小額なので対象外としました。

2.通信速度重視で選ぶおすすめ回線

今のお使いの光回線通信速度に不便を感じている場合や、家族で複数端末を同時にネット接続する機会が増え、回線が不安定になりやすいなどの場合は、通信速度を重視した選び方が必要です。

回線の速度は、最大速度以上に実測値が重要

光回線業者の示す最大速度はあくまで理論値で、実際はいろんな制約があり遅くなります。NURO光以外の最大速度は殆ど1Gbpsですが、利用者の平均速度は業者によって大きく異なります。

最大速度 実測値
NURO光 2Gbps 478Mbps
auひかり 1Gbps 375Mbps
ドコモ光 1Gbps 243Mbps
ソフトバンク光 1Gbps 299Mbps
eo光 1Gbps 452Mbps
コミュファ光 1Gbps 474Mbps

同じ光回線でもプロバイダによって実測値は変わる

同じ光回線でも、プロバイダによって実測値が大きく変わります。

ドコモ光では最大24社からプロバイダ選択が可能ですが、「GMOとくとくBB」の実測値は、347Mbpsでドコモ光全体の実測値を大きく上回っています。

このため速度重視であればプロバイダも見て選ぶ必要があります。

光回線速度が速いのは、「NURO 光」。
次いで、「au光」や「光コラボ)」「地域密着型光」。
光コラボ」は、ユーザー数が圧倒的に多いため、同じ1Gbpsでも、「地域密着型光」「au光」よりは不安定になり易い。

⇓ 

速くて安定性のある順番は、「NURO 光」→「地域密着型光、au光」→「光コラボ」

⇓ 

①「NURO 光」が使える地域は「NURO 光」
②「地域密着型光」が使える地域は「その地域密着型光」
➂両方とも使えない地域は、au光」「光コラボ」で速度重視のプロバイダを選ぶ。

以上から、お住いの地域でのおすすめ回線を地域別にしてみました。

⇓ 

◯速度重視なら「NURO光」か「地域密着型光」が優先

なお、速度重視での地域ごとに利用可能な回線を選びだしているため、スマホのセット割は考慮していません。

従って、スマホセット割との関係で最終判断される必要があります。

お住いの地域 おすすめ光回線 おすすめ窓口
北海道、関東エリア、東海エリア、広島県、岡山県、関西エリア
(和歌山県除く)、福岡県、佐賀県 
NURO光 NURO 光
和歌山県 EO光 EO光
広島県、岡山県を除く中国地域 MEGA EGG MEGA EGG
四国 Pikara光 Pikara光
福岡県、佐賀県を除く九州地域 BBIQ光 BBIQ光
東北、北陸、福井、 au光 GMOとくとくBBのauひかり
上記以外の地域




ドコモ光 GMOとくとくBBのドコモ光
Softbank光 【SoftBank光】
ソネット光 【So-net 光 (auひかり)
ビッグローブ光 ビッグローブ光公式
@nifty光 【@nifty光】

なお、実際にご検討される場合は、お住いの住所をもってご確認願います。

◎おすすめWiMAX(据え置き型)

Broad WiMAXは、キャンペーンを活用すれば月額料金2,726円〜とADSLとさほど変わらない金額で利用できます。

中でも、コンセントを刺すだけで簡単にインターネットに接続することができるホームルーター『SpeedWi-Fi HOME L02』がおすすめ。有線LANでも、無線LANでも接続でき、同時接続も42台できる。

 なお、外でもインターネットを利用されたい方はポケットWi-Fi「W05」がおすすめです。



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