光回線事業者は数多くあります
光回線は、光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線で通信速度が速いことが特徴です。
光回線事業者は数えきれないほどたくさん存在します。
自前でケーブルを敷設して運営している事業者は、大手では全国ネットのNTTフレッツ光とまだ全国展開できていないau(KDDI)、NURO(ソネット)があり、地方では電力会社などが運営する中小の事業者があります。
一方、NTTフレッツ光の光回線を購入して光コラボレーションという形態で運営している事業者も数多くありますが、代表は、ドコモ光とソフトバンク光です。
adslからの光回線への乗り換えを進めたいが、どこを選べば良いかよくわからない!
という方が多いのではないでしょうか?
光回線への乗り換えに際しては、現在のインターネット環境をどうするか、プロバイダをどうするか、スマホとの兼ね合いをどうするかなど考えなければならないことがいろいろとあります。
また地域によっては、au、NUROがまだ対応できていないところもあります。
代表的な光回線事業者4社の概要をまず理解しましょう!
adslからの乗り換えに当たっては、スマホ等携帯電話との兼ね合い(スマホ割などの割引サービス)が重要となります。
従って、スマホ割等のサービスが受けられる代表的4社の光回線事業の概要と比較をお下表の通りまとめました。
総括
1.スマホセット割りについてはほぼ同等のメリットがあり優劣に大きな差はないと考えます!
・トータルの通信費抑制に効果が大きいスマホセット割は、ほぼ4社ともスマホ1回線当たり最大1,000円割引となっている。
2.通信速度はNURO光1社が2Gbpsであるが他はいずれも1Gbpsであり一般家庭での使用上いずれも問題はないので利用効果に大差はないと考える。
3.基本料金は、戸建てでは、税込みで月額5200円から5720円の範囲(マンションでは、3700円から5200円)に設定されている。
4.工事費は2~4万円ほどかかるが、負担を長期又は短期で分割した上でほぼ同額の割引を設定しており実質無料となるよう設定されている。また、ドコモなどは、セールで無料としており各社とも実質無料に設定している。
5.このほかにキャッシュバックなど独自で設定していて当面の月額料金が低くなるよう設定されているところが多い。
結論
光回線と光電話及びプロバイザー料等の合計月額基本料は、5年間という長期間で見れば4社間で月額500円程度の開きがあるが、電話代やスマホ割などを含めたトータルで考えれば、工夫次第の問題であり各社間での価格差はさほど大きいとは考える必要がないと思えます。
主な4社回線事業者のイメージ
光回線事業者には、独自の回線を使った「NTTフレッツ光」や「NURO光(ソニー系列)」、「au光(KDDI系列)」のほかに、「光コラボ」と言ってプロバイダーがフレッツ光回線をNTTから購入し、接続サービスとセットにして提供するサービス事業者(「ドコモ光」、「Softbank光」のほかに「ソネット光」や「excite光」、「DTI光」、「EN光」など)があります。
以下のイメージ比較では、「NTTフレッツ光」との直接契約は割高になるため、「NTTフレッツ光」は対象外としました。
また、スマホ割などの利用を前提とするため、スマホ割のメリットが大きい以下の4社の光回線事業者に絞りました。
もちろん関西の方では、地域限定の「eo光」などは魅力がありますが、ここでは割愛しました。
(料金は「税込み」価格です。)
回線事業者 | NURO
(ソネット) |
ドコモ光 | au光 | Softbank光 |
回線の敷設者 | NURO独自 | NTTフレッツ光 | au独自 | NTTフレッツ光 |
プロバイダー | So-net | 24社から選択 | 8社から選択 |
|
最大通信速度 | 2gbps | 1gbps | 1gbps | 1gbps |
携帯事業 | Softbank
携帯 |
docomo
携帯 |
au携帯 | Softbank Y!mobile |
月基本料|戸建て | 5,217円 | 5,720円 | 5,610円 | 5,720円 |
月基本料|集合 | 5,217円 | 4,400円 | 3,740円 | 4,180円 |
工事費
(約4万円相等) |
1470円位
の30回払い |
2019年9月
1日より新規 工事料無料 特典実施中 |
680円の60
回払い |
1100円の24
回払い |
割引 | 1年間、月
3300円 位の割引 |
|
1年間は月2600円位
の割引、 以降60か月迄、 110円~220円 割引 |
|
セキュリティ | 5台永年無料 | プロバイダ
で異なる |
プロバイダ
で異なる |
|
キャッシュバック | ほぼ2年間
設定 |
1年間設定
額はどのプ ロバイダも ほぼ同じ |
ほぼ2年間
設定 額はプロバイ ダで異なる |
1年間設定 |
スマホセット割り | Softbankスマホ
1台当たり 1,000円引き |
docomoスマ
ホ1台当たり 1,000円引き |
auスマホ1台当たり
1,000円引き |
Softbank、 Y!mobile
1台当たり 1,000円引き |
対象エリア | 関東:東京 神奈川 埼玉
千葉 茨城 栃木 群馬 東海:愛知 静岡 岐阜 三重 関西:大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 九州:福岡 佐賀 北海道:札幌のみ |
全国 | 東海・関西、福井・
沖縄以外の地域 |
全国 |
その他 | 他社違約金10
万円まで還元 |
※価格com資料による。キャッシュバックや割引適用後の月平均額