光回線とホームルーターの違い、選ぶ着眼点、損しない契約と申込み方法

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自宅にインターネット環境を整える際、光回線かホームルーターのどちらにするべきか迷われる方も多いと思われます。

両者の違いや機種選択のポイント、後悔しない契約方法等についてご紹介します。

Ⅰ.光回線とホームルーターの違い

1.ネット環境構築には光回線かホームルーターが必要

自宅にインターネット環境を整えるには、下表のとおり4つの方法があります。

このうちADSLは既に廃止になり、ケーブル回線は、主にケーブルテレビが主目的なので一般的に対象にできません。

従って、自宅にインターネット環境を構築するには『光回線』か『WiMAX(ホームルーター)』の2方法が必要になります。

なお、ここで言う「WiMAX」は、「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で携帯電話の3GやLTEなどと同じ「無線通信技術規格」の一種です。

「WiMAX」にはドーム型の家庭に据え置く固定型「ホームルーター」と、ポケットサイズで持ち運び型(携帯)の「モバイルルーター(モバイルWiMAXとも言う)」があります。

光回線 WiMAX
ホームルーター モバイルルーター
光ケーブルを引き込む 無線通信で据え置き 無線通信で持ち運び

WiMAXのホームルーターとモバイルルーターの主な違いは据え置きタイプであるか持ち運びタイプであるかの違いで電源方式は全くことなります。

ホームルーター
据え置き型WiMAX
ドーム型で屋内に据え置き電源に繋げば通信可能となる。
モバイルルーターに比べ大容量で家庭の各種PCやゲーム機その他がインターネット利用できる環境が整えられる。
モバイルルーター ポケットサイズで持ち運び(携帯)ながらPCやスマホ等とWi-Fi連結などでインタネット利用ができる。
ホームルーターに比べて同時接続数に制約があり、3日間で10㎇の制限がある等

2.光回線とホームルーターの違い

ここでのWiMAXは、ホームルータタイプを念頭においてます。

1)光回線とホームルーターの「特徴」比較

[要約]

・光回線は光ケーブルを屋内に取り込む工事が必要となりますが、優れたインターネット環境が整い、また、固定電話番号も引き継いで利用することができます。

・WiMAXは無線通信なので工事不要で持ち運び可能なので設置場所を選びません。

・通信環境も光回線よりは若干劣りますがADSLよりは優れた環境が整います。

・固定電話番号継続が必要な場合は、個別にNTTと契約する必要があります。

2)光回線とホームルーターの利用料比較

キャンペーンなどで若干差がありますが、各社の月額使用料のイメージです。(プロバイダー料は無料を見込む)

光回線では、5200円の回線使用料(ルーター込み)と1000円の光電話サービス一で月額合計は6200円程となりますが、ホームルーターは、ルーターとプロバイダー料を含めても通信費は月額3000円から4000円程度で済みます。

従って、光回線よりも月額使用料は月額換算で2000円から3000円程度低く抑えることができます。

但し、光回線はスマホ割が可能なのでスマホ割との兼ね合いで検討する必要があります。

Ⅱ.主な光回線事業者比較とお得な購入方法

1.主な光回線事業者

光回線事業者は数えきれないほどたくさん存在します。

自前でケーブルを敷設して光回線事業を行なう事業者は、大手では全国ネットの「NTTフレッツ光」とまだ一部未開通部分がある「au光(KDDI系列)」「NURO光(ソニー系列)」の3社があり、地方では電力会社などが運営する中小の事業者があります。

また、「NTTフレッツ光」の回線を購入して「光コラボレーション」という形態で運営している事業者も数多く、「ドコモ光」、「Softbank光」、「ソネット光」「楽天光」などのほかに「excite光」、「DTI光」、「EN光」)などがあります。

なお、以下での光回線事業者比較には、スマホ割の特典が見込める携帯電話運営4社(docomo光、Softbank光、au光、NURO光)に絞りました。

2.光回線事業者比較と選ぶ上での着眼点  

下表は、docomo光、Softbank光、au光、NURO光の4社比較です。

下表によりにより4社を比較すると以下のことが言えます。

(1)通信速度は、NURO光は2Gbpsであるが、他はいずれも1Gbps。一般家庭での使用上ではいずれも問題はなく利用効果に大差はない。

(2)基本料金は、戸建ては税込みで月額5200円から5720円の範囲で幅は約5百円程度、マンションは3700円から5200円の範囲で設定されている。

(3)工事費は、2~4万円ほどかかるが、負担を長期又は短期で分割した上でほぼ同額の割引を設定し実質無料となるよう設定されている。また、ドコモなども、セールで無料としているなどで各社とも実質無料。

(4)スマホセット割りは、4社ともスマホ1回線当たりほぼ1,000円割引で大きな優劣差はないと考える。

(5)キャッシュバックを各社とも設定し当面の月額料金が低くなるようにしているところが多い。

以上から、光電話やプロバイザー料等を含む光回線の月額基本料は、各社各様の割引設定やキャッシュバックなどが設けられるが、5年間で見れば、4社間で月額500円程度の開きの範囲になります。

従って、長期使用を前提とすれば、家族の所有するスマホ割などを勘案し住居地に適した光事業者を選ぶことが間違いのない選び方と言えます。

光回線4事業者比較表

回線事業者

NURO
ソニー系列

ドコモ光 au光
KDDI系列
Softbank光
回線敷設者 NURO独自 NTTフレッツ光 au独自 NTTフレッツ光
プロバイダ So-net 24社から選択 8社から選択
最大通信速度 2gbps 1gbps 1gbps 1gbps
携帯事業 Softbank
docomo au Softbank
Y!mobile
基本料戸建 5,217円 5,720円 5,610円 5,720円
基本料集合 5,217円 4,400円 3,740円 4,180円
工事費
約4万円相等
1470円の
30回払い
新規工事料
無料特典中
680円の
60回払い
1100円の
24回払い
割引 1年間月33百円位の割引 1年間月6百円位割引以降60か月110円~220円割引
セキュリティ 5台永年無料 プロバイダ
で異なる
プロバイダ
で異なる
キャッシュバック ほぼ2年間
設定
1年間設定
額はどのプ
ロバイダも
ほぼ同じ
ほぼ2年間
設定
額はプロバイ
ダで異なる
1年間設定
 スマホセット割り Softbankスマホ1台当たり1,000円引き docomoスマホ1台当たり1,000円引き auスマホ1台当たり1,000円引き Softbank、Y!mobile1台当たり1,000円引き
対象エリア 関東:東京 神奈川 埼玉千葉 茨城 栃木 群馬

東海:愛知 静岡 岐阜 三重関西:大阪 兵庫

京都 滋賀 奈良九州:福岡 佐賀北海道:札幌のみ

全国 東海・関西、福井・

沖縄以外の地域

全国
 その他     他社違約金10万円まで還元

※価格com資料による。キャッシュバックや割引適用後の月平均額

3.光回線のお得な契約方法

1)光回線の申込みはプロバイダなどの窓口経由がお得

光回線の申込みは、直接光回線当該事業者に申し込むよりも、プロバイダなどの取り扱い窓口を通して申し込む方が有利な条件や特別なサービスなどが付与される場合が多く、また、丁寧な応対・フォローが受けられて安心できます。

なお、高額なキャッシュバックを提示している窓口の多くは、オプション条件などが厳しく設定されいるので注意が必要です。

2)おすすめ「推奨窓口」

長期にわたるお付き合いになるならば、顧客対応がよく、ユーザーの立場に立ってお得な提案のできる推奨窓口をご利用されることをおすすめします。

光回線事業者 推奨窓口 広告バナー
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ドコモ光

GMOインターネットグループ

SoftBank 光
LINEヤフー

auひかり GMOインターネットグループ

NURO 光
ソニーネットワークコミュニケーションズ

Ⅲ.主なホームルーター比較とお得な購入方法

1.「ホームルーター」の種類と特徴

主な機種は次の3種類です。

・「WiMAX HOME 02」
・「WiMAX Speed Wi-Fi HOME L02」
・「SoftBank Airターミナル4」

各機種の主な特徴は下表の通りです。

いずれの機種も、一番重要な「下り(データーを受信する)最大速度」は、440Mbps以上あり、ADSLの下り最大速度50.5Mbpsに較べ格段のレベルアップとなります。

また、同時Wi-Fi接続可能台数は、「ソフトバンクエアー」が64台と最も多く、次いで「HOME L02」の40台となります。

  WiMAX    HOME 02   Speed Wi-Fi    HOME L02   SoftBank Air     ターミナル4
外観
サイズ㎜ 50×118×100(小) 93×178×93(中) 103×255×103(大)
重さg 218(軽) 436(中) 635(大)
製造元 NEC HUAWEI HUAWEI
下り 440Mbps 1.2Gbp 481Mbps(962Mbps)
上り 75Mbps 75Mbps 表記なし
同時Wi-Fi接続台数 △20台(少ない ◎40台( ◎64台(多い
4G/LTE回線 利用可 利用可 利用可
実質月額費用(3年間の月額平均換算)※ 月平均3400円~3600円位 月平均3400円~3600円位 月平均3500円~3700円位

※コースにより料金の決め方はいろいろありますが、3年間に月額で支払う分から割引額、キャッシュバック分を差し引いた支払総額を38カ月で月換算するとはほぼ揃う形になります。

いずれを選択するかは、これらの特徴や性能に加え、地域や携帯電話事業会社などを考慮し、自宅の環境(必要とする容量や置き場所等)に合致したものを選ぶことがポイントです。

2.ホームルーターのお得な契約方法

どの機種にするかは自宅のWi-Fiの利用状況等や地域特性(通信状況)、スマホ割等を考慮して選ぶことになりますが、機種が決まれば次は契約を店頭やインターネットを通じて申し込むことになります。

1)ホームルーターの申込みは代理店経由申込みがお得

実は、下表のように店頭での申込みよりもインターネットを通じて代理店に申し込む方が、料金やサービス面にぴて店頭よりもインターネット経由で代理店に申し込む方法の方がお得なになる場合が多いと言えます。

申し込み 申し込み窓口 評価
店頭 家電量販店やケーブルテレビショップ 即日受け取りのメリットはあるが、料金は、基本的に定価販売。月額割引やキャッシュバック等は月額に上乗せされ3年間等の契約期間比較すれば変わらない。
au又はSoftbankAir  ショップ
インターネット UQ WiMAX又はSoftbankAir公式サイト 代理店への配慮があり、料金的メリットは実質なし。
価格.com 中間マージンがかかり実質的料金的メリットは薄まる。
プロバイダ(販売代理店)、公式サイト 代理店競争の中で各社間のメリット競争が強く、各種サービスや料金的メリットが享受できる!

2)おすすめ契約窓口代理店

ホームルーターの販売代理店は、各機種においてそれぞれ十数社以上あります。

どの代理店と契約しても、同じ機種であれば性能等は一切変わりありませんが、それぞれの代理店では、独自の販売戦略と顧客対応で販売しておりサービスや販売価格等で違いがあります。

従って、後悔しないためには、販売価格やキャンペーン内容等を吟味し、サービスや価格設定など最も好条件で提供してくれ続ける代理店を見極めることが重要となります。

(1)SoftBank「ターミナル5」のおすすめ代理店

代理店は十数社ありますが、「NEXT」がおすすめです。

おすすめポイント
1.月額料金は公式通りであるが、キャッシュバックにより実質月額は安く設定されている。
2.キャッシュバックに「オプション加入」が一切いらずネット申込で対象となり振込も「最短2ヶ月後」と早いのが特長でキャッシュバックも「現金振込」となります。
3.ソフトバンクスマホのセット割が利用できる!
4.固定電話が継続して使える!
5.22歳未満者にはU22キャンペーンが付いている!
6.データ容量無制限で通信制限がなく利用できる!
7.他社違約金を補填するキャンペーンがある

SoftBank光 【エヌズカンパニー】

(2)ドコモ「home 5G HR01」のおすすめ代理店

代理店は十数社ありますが、「GMOとくとくBB」がおすすめです。

おすすめポイント
1. キャッシュバック込みで実質月額料金が最安!(独自)
 ※キャッシュバックは18,000円分のAmazonギフト券
2. 39,600円の端末が実質無料
3. ドコモスマホの「セット割」が利用できる!
4. データ容量無制限で通信制限がなく利用できる!
5. 5G高速通信対応で5Gエリア内なら5G通信を利用できる!
(3)WiMAXHOME 5G L11」のおすすめ代理店

代理店は十数社ありますが、「GMOとくとくBB」と「カシモ」がおすすめです。

A.GMOとくとくBB
おすすめポイント
1.キャッシュバック込みで実質月額料金が最安(独自)!
※キャッシュバックは18,000円分のAmazonギフト券
2.39,600円の端末が実質無料(独自)!
3.ドコモスマホの「セット割」が利用できる!
4.3日間15GBまでの通信制限はあるが月間の使用制限はなし!
5.UQ mobileスマホにはスマホ割(ギガMAX月割)が適用される!
6. ハイスピードプラスエリアモードオプションが無料
7.ルーターの持ち運びが可能
B.カシモ
おすすめポイント
1.実質月額料金が1,408円(税込)で最安、4年目以降も最安
2.端末が無料
3.月間の使用制限はなし!3日間の通信制限は15GBまで!
4.オプションのプラスエリアモードが無料で利用できる
5.サポート体制が好評価なので安心
6.UQモバイルスマホのセット割で500円引になる
7.端末の持ち運びが可能

Ⅳ.最後に

自宅に合ったインターネット環境を構築するためには、ホームルーターと光回線の違いを熟知し間違いのない選択をするとともに、サービスや経費負担でで後悔しないようにするためには、使い勝手の良い機種選択と併せて、契約代理店選びが最も重要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーー

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