外泊で家を留守にする時は、雨戸は一部閉めない方が良いという説がありますが、空き巣の侵入を少しでも阻むためにも雨戸は全て閉め切るべきです!※侵入に5分以上手間取ると諦めると言われる
そのかわり、全てを閉めきっているとわからないようにする工夫が必要となります。
本記事では、外側から見える一部の雨戸を「日よけシートやすだれ」で覆って気づかれにくくする防犯方法をご紹介します。
目 次
Ⅰ.雨戸を全部閉めきっても留守を悟られない雨戸目隠し対策
空き巣は、留守宅を探しています。
空き巣にとって、留守宅の目印は、便受けがたまり放題で放置されている、あるいは、幾晩も家の照明が点らない、などの外見にありますが、幾日も閉めきられたままの雨戸も目印になります。
1.外泊を伴う留守宅の雨戸は空き巣対策上、全て閉めきるべき!
数日に亘り雨戸を全て閉め切った状態にしておくと留守を悟られるので一部を半開きにしておくべきという説があります。
しかし、雨戸は、雨風対策だけでなく空き巣の浸入を阻むためのものでもあります。
空き巣は、浸入に5分以上手こずると諦めると警察統計データーで示されています。
従って、外泊を伴う留守時には、侵入を容易にさせないために全の雨戸は閉めきるべきです。
〇5分が分かれ目
侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。「侵入に時間をかけさせる」。これが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。 |
2.雨戸を「日よけシート等」で目隠しすると雨戸の状態が外見上わからなくなります
かと言って、何日も全ての雨戸を閉め切っていると留守を感づかれて空き巣に狙われるリスクが高まります。
このため、空き巣に留守を悟られにくくする工夫が必要となります。
最も簡単で、自分でできる方法として、雨戸の表側に「日よけシートやすだれ」を使って覆い雨戸の状態をわからないようにすることです。
自分で取り付ければ、費用は、日よけシートやすだれなどの購入費だけです。
3.外泊時には雨戸の一部が目隠しされているので留守を悟られにくくなります
表通りから見える雨戸のうち、一部を「日よけシートやすだれ」で目隠しされた状態であれば、外見上留守を悟られにくくできます。
4.日よけシート等による目隠し方法
雨戸の外側に「日よけシート(サンシェード)やすだれ」を張って雨戸の状態が外から分らないようにします。
1)道路から見える雨戸の一部に設置します
設置個所は、表の通りから見える雨戸に設置し、できるだけ普段でも目隠しした状態にします。
しかし、ベランダに出入りする窓は、干し物などで出入りするため普段は出入り口側のシートは上部に巻き上げ固定し、片側半分だけに日よけシートをかけておきます。
2)設置方法
「日よけシート等」は窓の外枠に雨戸を覆うように設置します。
設置方法は、窓の造りによって異なりますが、サッシ窓枠の場合、外側の窓枠上部に日よけシートの天部留め具を固定し、シートの底部も窓枠下部に固定するようにします。
なお、上部は、常時固定のため専用の固定具で窓枠に固定します。
いろいろな固定具がありますので、自宅の窓枠に適したものを選びましょう。
(1)シート上部の固定方法
シート上部の固定方法は、普通、窓のサッシ枠に簡単に設置できる「日よけシート(サンシェード)やすだれ」に付属?(別途購入が必要かも?)の留め具で留めることができますが、念のため確認しておく必要があります。
(2)シート下部の固定方法
シート下部を止める方法は、窓の構造で少し工夫が必要になります。
窓のサッシ枠下部にシート固定用の金具を取り付けて、内側から、シート下部をその金具に紐で固定します。
上部と違って、シート下部は、内側から紐で固定する必要がありますので、紐で止める方法はやりやすい方法を見出すしかありません。
私は、ベランダで普段は巻き上げていますが、しばらく留守にするときは、シートを降ろし、下のような道具を使って固定するようにしています。
5.「日よけシートやすだれ」の選び方とおすすめ
1)自宅の窓のサイズや形状に合ったものを選ぶ
あくまでもご自宅の取り付ける窓枠の形状、材質、寸法等を勘案して商品を選ぶ必要があります。
近くのホームセンター等でも手に入ると思いますが、品数が少ない上に種類も揃っていない場合が多いと思われますので、ネットで探すの方が品数も多いので便利だと思います。
参考のために、私が使っているものに類似した「日よけシートやすだれ」を下記にピックアップしてみました。
購入に際しては自宅に合うかどうかを説明書をよく確認してご参考にしてください。
2)おすすめ「日よけシートやすだれ」
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Ⅱ.最後に
多くの家庭では、遮光や断熱のために「すだれなど」を使っているのをよく見かけますので、日よけシートやすだれを掛けることには違和感はありません。
このため、外泊を伴う留守時には、雨戸は全て閉めて、留守であることを悟らせないために表側から見える雨戸には日よけシートなどで目隠しをし、雨戸が閉まってることが分らないようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。