光回線事業者の選び方とお得な申し込み方法

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今の回線からの乗換えや新規に光回線を敷設したい時に役立つ光回線事業者の選び方とお得な契約の仕方等についてご紹介します。

Ⅰ.どの光回線事業者を選べば良いのか?

adslからの乗り換えや、新規に光り回線を敷設、或いは今利用している光回線から乗り換えを考えている場合は、数ある光回線事業者の中で、何を基準に選べば良いのか、損しない契約をするにはどうすれば良いのか等について迷われるのではないでしょうか?

1.光回線事業者を選ぶ際に考慮すべきポイント

光回線事業者を選ぶ際は、基本的には以下の点を確認した上で、通信環境、通信経費、通信の利便性等から総合的に判断する必要があります。

1)自宅がその光回線事業者のサービスエリア内であること
2)その回線利用でスマホ等含めた通信経費にコスパが期待できること
3)その光回線の速度と安定性が自宅に合致したものであること

1)自宅がその光回線事業者のサービスエリア内であること

自宅がその光回線事業者のサービスエリア内であり不都合無く利用できることがまず選択の第一要件になります。

このため、下表より地域での利用可能事業者を確認します。

[地域別に見た光回線事業者一覧]

地域 光事業会社
au コミュ
ファ
eo MEGA Pika
ra
BBIQ光 nuro soft NTTフレックス ドコモ ソネット、その他
北海道 × × × × ×
東北 × × × × × ×
北陸 × × × × × ×
関東 × × × × ×
東海 × × × × ×
関西 大阪他 × × × × ×
和歌山 × × × × × ×
中国 広島
岡山
× × × ×
島根
鳥取
山口
× × × × ×
四国 × × × × ×
九州 福岡
長崎
× × × ×
鹿児島
宮崎
大分
× × × × ×
沖縄 × × × × × × ×

2)その回線利用でスマホ等含めた通信経費にコスパが期待できること

家族の携帯電話代や家庭でのインターネット通信費、固定電話代等通信費負担が増大する中、通信費の節減を減らしたいと考える方は多いのではないでしょうか?

・光回線利用料の比較だけでは通信費節減に限界がある

光回線事業者は、月額基本利用料やキャッシュバック、割引等で様々な設定方法を駆使し魅力づくりを行っています。

このため、当面の月額経費は少なく見えるところが多いのですが、5年間(60か月)という長期で見れば、ほぼ上下間では月額500円程度の差に収れんされます。

初期の1~2年の月額負担が安いのは、工事費負担を長期間で分割にし、かつ前半にキャッシュバックを設定しているためですが、途中解約すると違約金が大きくはね返ってくる仕組みになっています。しかも、解約しなければ、後半でその分月額経費がかさむ仕組みになっています。

従って、契約初期1~2年の利用料比較だけで判断するのは危険だと思います。

このため、長期間使っていくという前提にすれば、光回線事業者が提示するコスパ比較だけで判断するには限界があります。

・通信費の節減には「スマホ割」効果が極めて大きい!

大手の光回線事業者では、自社の携帯電話との抱き合わせによる通称「スマホ割」と呼ばれる携帯電話の割引制度があり、家族のスマホ保有が増える中で通信費節減に大きな効果をもたらしています。

例えば本人含めて4人家族であれば、スマホ割だけで最大月4千円の割引が受けられる。また、家族間通話料などでもメリットが受けられるなど特典があります。

地域別の光事業者一覧です。各地域での利用可能事業者がわかります。

[携帯会社別にスマホ割が適用される光回線事業者一覧]

携帯
会社
au Softbank ドコモ au
光事業会社 au コミュ
ファ
eo  MEGA Pika
ra
BBIQ光 nuro soft NTTフレックス ドコモ ソネット、その他

3)その光回線の速度と安定性が自宅の環境と要望に合致したものであること

インターネット回線の通信速度には上りと下りの速度があり、一般的には、快適利用には下り速度が重要となります。

「上り」はアップロード速度のことで、メール送信、画像・動画のアップロードなどです。「下り」はダウンロード速度のことで、ブラウザでウェブサイト閲覧や、画像・動画を見るための速度のため下り速度が速いことが重要になります。

(メモ)
通信速度「bps」(ビット毎秒)は、1秒間に転送可能なデータ量で、値が高いほど、1秒間に送ることができるデータが多く速度が速いことになります。
1Mbps(1メガビーピーエス)は、百万bpsとなり、1Gbps(1ギガビーピーエス)は10億bpsとなります。

一般的に利用されている光回線プランの最大速度は1Gbpsとなっており、NURO光については最大2Gbpsとなっています。

しかし、「1Gbps」「2Gbps」という速度は、ネットワークから宅内に設置する通信機器までの最大速度であり、インターネットに接続する際にはこのような速度は出ません。

本当に速度が速い光回線であるかは、最大速度でなく平均速度にあたる「実測速度」です。

主要15社の光回線の実測速度比較(2021年)引用:ライフラインラボ

順位 サービス名 提供範囲 下り速度
(Mbps)
1位 NURO光 ほぼ全国ネット 463
2位 コミュファ光 東海ネット 406
3位 EO光 関西ネット 393
4位 auひかり ほぼ全国ネット 363
5位 ピカラ光 四国ネット 338
6位 メガ・エッグ光 中国ネット 337
7位 auひかり ちゅら 沖縄ネット 323
8位 BBIQ 九州ネット 296
9位 ソネット光プラス 全国 247
10位 【SoftBank光】
全国 239
11位 OCN光 全国 223
12位 ビッグローブ光 全国 221
13位 フレッツ光 ネクスト 全国 216
14位 ドコモ光 全国 212
15位 楽天ひかり 全国 186
引用:みんなのネット回線速度

このデーターで見ると、「NURO光」「地域密着型光」「auひかり」が優位で、「フレッツ光」を共用するグループは、8位から15位はとなっています。

これは、「フレッツ光」を共用するユーザーが非常に多い為、速度や繁忙時間帯の不安定性の要因になっているためです。

従って、居住地域にある地域密着型の光回線の方が速度が速く安定性もあるためセット割や料金等で条件が合えばおすすめとなります。

2.光回線事業者の絞り込み

スマホ割のメリットを享受するためには、スマホの携帯電話会社が運営する「docomo」、「Softbank」、「au」、「楽天」の大手4社光事業者に絞られることになります。

この4社の中で、地域での「利便性」やスマホ割等との「スパ等を総合的に勘案して決めることになります。

その際には、今のスマホキャリアでいくのか、異なるキャリアへの変更も視野に入れておくこと必要です。

1)スマホ携帯会社に対応した光回線事業者

スマホの携帯電話会社が決まれば、そのスマホで「スマホ割」が有利になる光回線は自ずと下表の通り限定されます。

キャリア(携帯電話会社) 光回線事業者
ドコモスマホ ドコモ光
Softbank(ymobile含む)スマホ Softbank光、NURO光
auスマホ auひかり
楽天スマホ 楽天光

注意!NURO光と auひかりは現在のところ、加入できる地域が限定されているため、エリア外の地域在住の場合は、他のスマホ割が適用される光回線事業者で対応するしかありません、

2)光回線事業者4社比較

①スマホセット割りについてはほぼ同等のメリットがあり優劣に大きな差はないと考えます。

②トータルの通信費抑制に効果が大きいスマホセット割は、ほぼ4社ともスマホ1回線当たり最大1,000円割引となっている。

③通信速度はNURO光1社が2Gbpsであるが他はいずれも1Gbpsであり一般家庭での使用上いずれも問題はないので利用効果に大差はないと考える。

④基本料金は、戸建てでは、税込みで月額5200円から5720円の範囲(マンションでは、3700円から5200円)に設定されている。

⑤.工事費は2~4万円ほどかかるが、負担を長期又は短期で分割した上でほぼ同額の割引を設定しており実質無料となるよう設定されている。また、ドコモなどは、セールで無料としており各社とも実質無料に設定している。

⑥このほかにキャッシュバックなど独自で設定していて当面の月額料金が低くなるよう設定されているところが多い。

(料金は「戸建て」の場合で「税込み」価格です。)

光回線事業者 NURO ドコモ光 au光 Softbank光
回線敷設者 NURO独自 NTTフレッツ au独自 NTTフレッツ
プロバイダー So-net 24社から選択 8社から選択 Yahoo!BB
最大通信速度 2gbps 1gbps 1gbps 1gbps
携帯事業 Softbank docomo au Softbank Y!mobile
基本料|戸建 5,217円 5,720円 5,610円 5,720円
基本料|集合 5,217円 4,400円 3,740円 4,180円
工事費  (約4万円相等) 1470円×30回払い 新規工事料無料特典実施中 680円の60回払い 1100円の24回払い
割引 1年間月3300円割引 1年間月2600円引60か月迄110円~220円引
キャッシュバック ほぼ2年間設定 1年間設定 ほぼ2年間設定 1年間設定
セキュリティ 5台永年無料 プロバイダで異なる プロバイダで異なる
スマホセット割り Softbankスマホ1台当たり1,000円引き docomoスマホ1台当たり1,000円引き auスマホ1台当たり1,000円引き Softbank、Y!mobile1台当たり1,000円引き
その他 他社違約金10万円まで還元

Ⅱ.お得な申し込み窓口

1.光回線申込みはプロバイダ代理店(推奨窓口)経由がおすすめ

どの光回線事業者にするかが決まれば、次に重要なのは、光回線の申し込み方法です。

直接光回線の各事業者窓口に申し込むことができますが、直接窓口への申込みの場合、煩雑で手間暇がかかる上、特別なキャッシュバックなどのサービスが乏しいと言えます。

一方、光回線事業者の代理店でもあるプロバイダでは、有利な条件や特別なサービスなどが提示される場合が多く、応対やフォローも充実しています。

従って、この4社のプロバイザー窓口がおすすめ申込み窓口と言えます。

しかし、高額なキャッシュバックを提示している窓口は、オプション条件などが厳しく設定されているので、かえって損をすることになりかねないので注意が必要です。

2.おすすめ推奨窓口

長期契約を想定して契約する場合は、下記の推奨窓口をご利用されることをおすすめします。

光回線事業者 推奨窓口 推奨窓口広告バナー(バナーを押す)
ドコモ光 GMOとくとくBB

Softbank光 ポケットモバイル マンションSoftBank 光

戸建てSoftBank 光

auひかり GMOとくとくBB

NURO光 Life Bank

Ⅲ.最後に

光回線事業者を選ぶ場合は、事業者が提示する短期間での料金プランの安さではなく、スマホ割等を活用したトータルコストのコスパや自宅環境に見合った速度やサービスの組み合わせ等を総合的に捉え、アフターケアやサービス面で優位な代理店窓口の活用が簡単でお得です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーー完ーーーーーーーーーー
楽天市場

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