駐車場付き住居は、空き巣の狙い目。車外出での留守に要注意!
空き巣は、市中を周り留守がちや侵入し易い住居を下見しています。
駐車場にある車がなければ車で外出中が確認できるので、外部から車の有無が確認できる場合は中位が必要です!
目 次
Ⅰ.駐車場付き住居は、空き巣の狙い目、車外出は要注意!
駐車場併設の住居は、車の有無で留守確認ができるので、空き巣のマーク対象になり易いと言われます。
特に、夜中に電気が灯らないことや、インターホンに反応がない等が重なれば、空き巣に留守を悟られ狙われるリスクが高まります。
玄関ドア前駐車場付きのアパートに空き巣が入る!
5年ほど前に、近くの駐車場付き二階建てアパートの1階の住居に「空き巣」が入りました。
新築のアパートで、各戸の入り口前に入居者それぞれの駐車スペースがあり、道路から自動車の有無が一目でわかる状況でした。
入居間もない夫婦が車で外泊中に空き巣被害に遭いました!
空き巣に入られたのは、入居して半年位の一階右端に位置する若夫婦の住居で、前日から自動車で旅行に出かけて留守にしていたところを狙われたということでした。
空き巣は、こういった状況の住居を入念にチェックしています。
幸い、夕方の帰宅寸前に空き巣に入られたらしく、盗られた被害は少なかったとのことでした。
侵入手口は、横脇窓のガラスを破っての侵入でした
1階右端の住居で、住居の横手にある窓ガラスを破り侵入されました。
空き巣が、前日から車が無い状況を見て(留守を確信して)犯行に及んだものです。
警察官の話では、よくある状況での犯行だとのことでした。
空き巣に入られた要因は、駐車場に車がないことで留守を覚られた為でした!
このことから、駐車場付きの住居の場合、車を利用して自宅を留守にする時は、「留守を悟られないための対策」に留意する必要があります。
Ⅱ.車で外出し留守にする際の空き巣対策
外部から車の有無がわかる駐車場付き住居では、車外出による留守時には、留守を覚られない対策が必要です。
普段、夜間に車があるのが常態であれば、車で留守にする場合は、夜間に「誰かが居ることを示す」必要があります。
特に長期間、車外出で留守にする場合は、相応の対策措置が必要です。
最低限、次のような対策は講じましょう。
◎「主要な電灯」は、タイマーで普段通りに点灯するようにしておく。
「玄関外灯」及び表通りから見える「1階のリビング」や「2階の1室」ぐらいの部屋の室内灯を、在宅中であれば灯る時間帯に点灯させるタイマー設定にする。
◎「インターホン」を鳴らす来訪者と、外出先でも「携帯電話」で応対できるようにしておく
◎抑止力のため「防犯カメラ」を設置する。
※なお、長期間留守の場合は、さらに、郵便受けに新聞などが溜まらないようにするなど「自分でできる「長期間留守時の防犯対策」」を参考に対策が必要になります。
Ⅲ.最後に
外部から駐車場が見える住居では、車での外泊で家を留守にする場合は、誰かが在宅中であるように見せる対策が必要になります。
普段から、長期間の留守に備えた防犯対策の準備をしておかれることをおすすめします。
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完
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