留守宅防犯|留守を悟られない為の雨戸目隠し「日よけシート」の設置

空き巣とは、留守中の家屋に侵入し、家人と接触しないで窃盗することです。従って、留守を悟られなければ狙われることはないのです。

空き巣が留守宅を見つける目印の一つは、「日中も全ての雨戸が閉め切られている」家です。従って、留守を悟られない為には、「全ての雨戸が閉めきられている」と感ずかれないことが重要です。

当記事では、表側から見える雨戸に「すだれや日よけシート」等で目隠しをして留守を悟られなくする方法等をご紹介をします。

留守宅の防犯対策集

Ⅰ.外泊留守時は雨戸は全て閉めきるべきか?

1.雨戸は全て閉めるべき!

留守を悟られにくくするために一部雨戸を開けておいた方が良いという考えがあります。

しかし、雨戸は全て閉めきるべきです。

空き巣は、屋内への侵入に5分以上手間取ると諦めると言われます(警察庁の統計データ)。

このため、侵入を妨げるべく雨戸は全て閉めきるべきです。

2.但し、留守を悟られない工夫が必要

しかし、表から見える雨戸が数日全て閉めきっていると留守を悟られる恐れがあります。

従って、留守を覚られない対策が必要です。

その対策として、外から見える雨戸に、「日よけシート」や「すだれ」で目隠しすれば、閉めきっていることがわかりにくくできます。

もっとも多くの家庭では、遮光や断熱のため、「すだれなど」を使っているのを見かけますので、掛けっ放しでも違和感はありません。

私は、道路に面したベランダの雨戸と1階の部屋の雨戸に、日よけシートで留守時には雨戸を覆い、閉め切っていることが外からわからないようにしています。

これにより表通りから見える雨戸は、閉まっていることが分かりません。

つまり、暑さや眩しさ対策で使われる「日よけシートやすだれ」で雨戸を覆うことで、留守を悟られにくくできるのです。

雨戸を電動の自動シャッターに切替えて、タイマーにより昼間の一定時間にシャッターを開けること方法も考え増したが、コストがかかりすぎるので、この方法にしました。

Ⅱ.「日よけシート」を使った雨戸対策

外側から見えるいくつかの雨戸に「日よけシートやすだれ」で覆う方法をご紹介します。

1.雨戸の目隠しに使う「日よけシート&すだれ」

以下のような「日よけシート」又は「すだれ」等で雨戸を覆います。

自宅の窓の構造や形状に合った材質の「シート」や「すだれ」等を見つけましょう!

1)「日よけシート」や「すだれ」の種類

いろんな形状、材質、サイズがあり、窓への設置方法も様々です。

左の製品は、窓枠の上部に止金具で吊るすタイプです。

下部も、金具等で固定できる場合もありますが、私は、「目玉クリップ」などを使って窓枠に挟み込んでいます。

あくまでもご自宅の窓枠の形状、材質、寸法等を勘案して設置方法を工夫していただくことが必要になります。

2)固定方法

上部の留め具です。
いろいろな形状やサイズがあります。窓枠の上部に挟み込み付属のボルトで固定します。
下部の固定はいろいろご自宅の状況に合わせて適当な固定を考えてください。

私は左の「目玉クリップ」の一番大きいタイプ(幅65㎜)を使ってシート下部を内側から窓枠に挟み込み固定しています。(簡単)

長期間留守時には、台風等もあり得ますので固定方法などはご自宅に合った形で工夫が必要になります。

3)「日よけシート」や「すだれ」の設置方法

ご自宅の窓の構造や形状で設置方法は異なりますが、以下は、サッシ枠の窓の場合の設置例としてご紹介します。

①窓枠上部に固定金具を装着する

窓枠(アルミサッシ又は木部)にシートを吊すための「留め金具」(シートや窓枠に合致するもの)を数カ所分設置する。

注意!

日よけシートや留め金等は、あくまでもご自宅の取り付ける窓枠の形状、材質、寸法等を勘案して合致するかどうかよく確認して製品を選んでください。

②「日よけシート」の上部を「留め金具」に止める

「日よけシート」の上部を「止め金具」に固定してます。

③「日よけシート」の下部を窓枠下部又は突飛物等に止める

普段も閉めきって置ける窓(雨戸は通常通り開閉できる)であれば、窓枠下部に止め金具を固定し、シート下部を固定します。。

なお、窓枠下部に留め具を固定できない構造の場合は、適当な突飛物を見つけるか設置して、それにシート下部を固定します。(窓枠や壁面に適切な固定箇所が見つからなければ工夫が必要になります)

なお、ベランダの窓は通常、シートは巻き上げて起きます。

〈ベランダの窓の場合〉

普段は巻き上げるなど日常生活に支障が無いようにしておき、長期間の留守時には雨戸の外側を覆うように下部迄垂らし、窓枠下部に適当な金具を使って内側から固定します。

なお、長期間の留守時には、強風が吹くこともあり得ると考えてしっかり固定できるようにしておきます。

Ⅲ.日よけシートの選び方とおすすめ製品

日よけシートやすだれ等は、使用箇所や目的等によって材質や形状、サイズ等いろいろとあります。

従って、ご自宅の窓枠にあったものを選ぶことが必要です。

 設置場所の確認

雨戸がある窓枠に取り付ける方法、形状の確認が必要です。

大抵の窓枠には止め金具が固定できる形状になっていますが、確認が必要です。

サイズ 選び方

雨戸のある窓枠のサイズを確認して一枚ものにするか二枚ものにするかを検討する必要があります。

製品の材質やデザイン

外部に曝すため、防水性能の高いものを選ぶ必要があります。

また、外から雨戸の状態がわからない程度の遮光性のもので良く、厚地は不要です。雨戸を開ければ十分に明るくなるものが良いでしょう。

価格

あまり高価なものは不要です。風雪で劣化し、4~5年で取り替えることを考えて購入しましょう!

製品紹介

下記をご参考にしてください。

おすすめ「日よけシート」(雨戸目隠し対策)

なお、購入される場合は、説明書を予め詳細をよく確認されて自宅に合ったものを選ぶようにしてください。

特に、上部の固定は比較的簡単に設置できますが、下部の固定は、雨戸を閉め切る時に、自分は屋内にいる必商事ます要がありますので設置方法を工夫する必要が生じます。自宅の設置場所の状況を考えて工夫願います。

Ⅵ.最後に

長期間の留守時は、雨戸は全て閉め切りるべきです。

そして、留守を悟られないために、表から見える雨戸には、日よけシートなどで雨戸を覆い目隠しをしましょう。

なお、日よけシートを設置する場合は、窓枠の構造やサイズ等から取り付け方法を確認し、日よけシートのサイズや材質等に留意されることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーー 完 ーーーーーー