株主優待に魅力ある「SFPホールディングス」は、高値にありますが投資妙味があると言えるのではないでしょうか
8月14日記述
〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗
私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。
勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて他の銘柄に比べて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。 私は、株式の分散投資の一つとして、企業の成長が期待でき優待に魅力ある銘柄を一定割合保有するようにしています。もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。 狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てる銘柄に絞るようにしております。(無配でも企業の成長戦略優先のため優待で株主に報いようとしている場合は○) ここでは、「優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今の株価水準ならば投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。 株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用価値がないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。 但し、常態として日々の出来高が極端に低い銘柄は、株価が大きくぶれる恐れがあるために対象外としています。 また、年2回優待実施企業に絞っています。これは、優待取りは株価に貢献作用が働くため、年1回の場合は間が空きすぎて優待取りの機運が薄まるためです。株価の安定には年2回が望ましいと考えています。 なお、株主優待制度を株主数増加の主な目的にしている企業では、株数に比例した優遇制度となっていないケースが多い為、優待狙いの投資としては、株当たりの優待利回りを考えた株式数の保有にすることが賢明と考えています。 ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします |
〖最小単位100株で魅力ある投資妙味がある株主優待株〗
数ある優待銘柄のうち、100株という最小単位で優待に魅力を感じる銘柄をご紹介します。今回ご紹介する銘柄は、クリエイト・レストラングループの一翼を担う「SFPホールディングス」です。
「SFPホールディングス(3198)」飲食業(8月、2月権利)
1.優待内容の魅力度
[優待内容]
[推奨持ち株数]
持ち株100株の場合が一番優待利回りが高い(100株当たり4000円)ので推奨持ち株は100株です。勿論ご自分の利用度を考えて持ち株数を決めればいいと思います。
[魅力度]
22万円(8/14の株価2200円×100株)の投資で、年間8千円相当(優待利回 3.6%)の優待メリットが得られ、クリエイト・レストランツグループの豊富な店舗で利用できるので利用価値は高い。
配当も年26円(配当利回り1.4%)がある。
2.株価の位置
株価は、昨年1月2350円近辺高値から三段下げで今年1月に1400円まで40%(950円)下げて底打ち。現在二段上げで2200円(950円の下げの85%)を回復。昨年高値が視野に入ってきているように見えますが?
価格帯別出来高を見ても2300円を超えれば売り圧力は極端に薄く足取りが軽いのではないでしょうか?如何でしょうか?
3.業績の現状と見通し
下記「会社四季報」の情報によれば、企業努力は続けられており、拡大路線は軌道に乗りつつあり成長が期待できると思われる。
[見通]
[業績]
4.私の投資判断
以上から、株価は年始の底値1400円から800円近く上昇しており高値警戒もありますが、昨年高値2400円越えの新波動形成が期待できるのではないでしょうか?大きな下げがあれば買場ではないでしょうか?
(8/14の株価)2200円 ⇒ 2400円?
くれぐれも投資判断はご自身のご判断でお願いします。