株主優待に魅力ある「クリエイト」は、高値にありますが投資妙味があると言えるのではないでしょうか?
8月13日記述
〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗
私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。
勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて他の銘柄に比べて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。 私は、株式の分散投資の一つとして、企業の成長が期待でき優待に魅力ある銘柄を一定割合保有するようにしています。もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。 狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てる銘柄に絞るようにしております。(無配でも企業の成長戦略優先のため優待で株主に報いようとしている場合は○) ここでは、「優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今の株価水準ならば投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。 株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用価値がないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。 但し、常態として日々の出来高が極端に低い銘柄は、株価が大きくぶれる恐れがあるために対象外としています。(今回は例外です) また、年2回優待実施企業に絞っています。これは、優待取りは株価に貢献作用が働くため、年1回の場合は間が空きすぎて優待取りの機運が薄まるためです。株価の安定には年2回が望ましいと考えています。 なお、株主優待制度を株主数増加の主な目的にしている企業では、株数に比例した優遇制度となっていないケースが多い為、優待狙いの投資としては、株当たりの優待利回りを考えた株式数の保有にすることが賢明と考えています。 ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします。 |
〖最小単位100株で魅力ある投資妙味がある株主優待株〗
数ある優待銘柄のうち、100株という最小単位で優待に魅力を感じる銘柄をご紹介します。今回ご紹介する銘柄は、SC内にレストランやカフェなどを展開する「クリエイト・レストランツ・ホールディング」です。
「クリエイト・レストランツ・H(3387)」飲食業8月、2月権利)
1.優待内容の魅力度
[優待内容]
[推奨持ち株数]
100株当たりの優待利回りは100株持ち株が一番高いので推奨持ち株は100株と考えます。
[魅力度]
16万円(8/9の株価1630円×100株)の投資で、年間6千円相当(優待利回 3.8%)の優待メリットが得られ、店舗数も多く利用の機会は多い。
配当も年12円(配当利回り0.8%)がある。
2.株価の位置
株価は、昨年6月1650円近辺高値以降利食いに押され年末には1100円近辺まで4段下げで底を確認。年始から順調に上げ歩調で7月には業績好調の発表で一気に昨年高値1650円に顔合わせ。少々高値にあるので買いづらいが成長が買われ新値波動を形成する可能性は大きい。価格帯別出来高表を見ても売り圧力は弱く2000円を目指す展開が期待できるのではないでしょうか?
3.業績の現状と見通し
下記「会社四季報」の情報によれば、業績は順調であり成長が期待できると思われる。
[見通]
[業績]
4.私の投資判断
以上から、株価は1450円から200円ほど踏み上げたばかりであるが、売り圧力が弱いと思われるので新波動の上昇相場が期待できるのではと考えますが、いかがですか?大きな下げがあれば買場ではないでしょうか?
くれぐれも投資判断はご自身のご判断でお願いします。