スマホが、通常画面でなく、英字の「android recovery」表記となってしまった時の復帰法を紹介します。
目 次
Ⅰ.スマホ(android)画面が突然「android recovery~」となった~!
androidスマホでは、何らかの原因で電源が切れたので、「起動のための電源長押し」をすると、極々たまに、画面が、「android recovery」で始まる英字の警告文画面になって起動しなくなることがあります。
1.「android recovery」画面は、スマホを初期化してしまう機能であるため、取り扱いに注意!
「リカバリーモード」は、Android端末を、元の使用可能な状況に回復させるための機能で、システム異常やトラブルでスマホが正常に起動できなくなった場合に、端末を初期化するためのものです。
従って、実行すると、保存したデータは全て消失してしまうので、注意が必要です。
2.「android recovery」画面は、深刻な問題でなくとも表示される場合が時々起きる!
この「リカバリー機能」は、深刻な問題でなくとも何かの具合で表示されることがあるため、その際は、慎重に「リカバリーモード」を解除することが必要です。
従って、大した操作もしていないのに、この「リカバリーモード」が表示された場合は、まず、以下の手順で「リカバリーモード」の解除をすることをおすすめします!
3.安全に「リカバリーモード」を解除する方法
画面にある「Reboot system now」を選択して安全に解除する方法は、2通りあります。(機種により操作方法が若干異なるかも知れませんが)
1)再起動による方法
標準的方法 | 「ボリュームダウンボタン(−ボタン)」と「電源ボタン」と「ホームボタン」を長押しすると解除され、再起動が始まる | |
強制再起動方法 | Pixel シリーズ |
「電源ボタン」を約30秒間長押しすると再起動が始まる |
Galaxy シリーズ |
側面の「音量キー(-)」と「電源ボタン」を同時に7秒以上長押しし、バイブレータが振動すれば「電源ボタン」を離すと再起動が始まる | |
AQUOS シリーズ |
「電源ボタン」を8秒以上長押し、バイブレータが振動すれば「電源ボタン」を離すと、端末が強制再起動が始まる |
2)コマンド操作による方法
「ボリュームボタン」を押すとショットが移動して必要なコマンドが選択できるので、「Reboot system now」を選択して「電源ボタン」を押すと再起動が行われます。
※「Reboot system now」:端末を再起動=リカバリーモードから戻る
以上が、大きなシステム的な問題がないのに、「リカバリーモード」に陥った場合の「再起動による復旧方法」です。
Ⅱ.逆に、何かの大きな問題が生じ初期化する必要が生じた場合の「リカバリーモード」 の表示方法と初期化手順
逆に、何かのトラブルでスマホが起動できなくなった場合に、「リカバリーモード」を表示させて初期化することができます。
「リカバリーモード」の表示方法と初期化手順ををご紹介します。
この場合は、スマホが初期化されるために購入後蓄積されたデーターなどが消去されてしまうので、操作に不安がある場合は、携帯会社にご相談されることをおすすめします。
「リカバリーモード」の表示方法及び操作手順
機種によって操作方法が若干異なりますが概ね下記を参考にしてください。
Xperia | 電源を切る→「電源ボタン」と「音量(-)ボタン」を同時に長押し→リカバリーモード起動を選択 |
Galaxy | 電源を切る→「電源ボタン」、「音量(+)ボタン」、「ホームボタン」を同時に長押し→リカバリーモード起動を選択 |
Nexus | 電源を切る→「電源ボタン」、「音量(-)ボタン」を同時に長押→リカバリーモード起動を選択 |
Pixel | 電源を切る→「電源ボタン」、「音量-ボタン」を同時に長押し→リカバリーモード起動を選択 |
なお、リカバリーモードの選択手順は概ねどの機種も次の通りです。
①ロボットのような姿のドロイドくん)が表示され、上のほうに「START」などのコマンドが表示される。
②そのコマンドは、ボリュームボタンで変えられるので、「Recovery」表示に変えて電源ボタンを押して決定する。 ➂「No command」が表示された画面に変わるので、電源ボタンを長押ししながらチョンとボリューム(+)を押すと、英語で黄色と青色の文字で表示された「リカバリーモード画面」が表示される。 |
Ⅲ.最後に
「リカバリーモード」は、スマホを初期化してしまう機能なので十分な注意が必要です。
「リカバリーモード」は、大きなトラブルが無くても何らかの拍子で表示されることがあるので、まずは、「リモートモードの解除」などで再起動による正常化への復帰を図ることを考え、「リカバリーモード」を続行することのないよう注意してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーー