今(7/29)なら100株のみ投資で妙味がある株主優待株|「藤田観光」ホテル業(12月、6月権利)

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株主優待に魅力ある「藤田観光」株は、今なら投資妙味があると言えるのではないでしょうか?

7月28日記述

〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗

私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。

勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて他の銘柄に比べて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。

私は、株式の分散投資の一つとして、企業の成長が期待でき優待に魅力ある銘柄を一定割合保有するようにしています。もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。

狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てる銘柄に絞るようにしております。(無配でも企業の成長戦略優先のため優待で株主に報いようとしている場合は○)ここでは、「優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今の株価水準ならば投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。

株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用価値がないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。

また、年2回優待実施企業に絞っています。これは、優待取りは株価に貢献作用が働くため、年1回の場合は間が空きすぎて優待取りの機運が薄まるためです。株価の安定には年2回が望ましいと考えています。

なお、株主優待制度を株主数増加の主な目的にしている企業では、株数に比例した優遇制度となっていないケースが多い為、優待狙いの投資としては、株当たりの優待利回りを考えた株式数の保有にすることが賢明と考えています。

ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします。

[最小単位100株で魅力ある投資妙味がある株主優待株]

今回より、優待銘柄のうち、100株という最小単位で優待に魅力を感じる銘柄に絞ってご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介する銘柄は、椿山荘、太閤園などの高級宴会場やワシントンホテル、箱根小涌園等を展開する「藤田観光」をご紹介します。

「藤田観光(9722)」サービス業(12月、6月権利)

1.優待内容の魅力度

[優待内容]

[推奨持ち株数]

100株あたりの優待額は100株での優待利回りが一番高いので推奨持ち株は100株と考えます。また個人で使う場合半年での利用頻度は①は10枚あれば良いのでは?。ご自分の利用度を考えて持ち株数を決めればいいと思います。

[魅力度]

28万円(7/26の株価2833円×100株)の投資で、ワシントンホテルを仮に年間20泊(10枚×2回)利用したとすると年間100千円分(※1)相当の優待メリットが得られる(優待利回り35%)。小涌園など高級ホテルを利用すればもっと優待メリットは大きくなります。旅行が好きな方にはメリットが大きいですね。

なお、優待券はグループの豊富な店舗で利用できるので利用価値は高い。配当も年40円/100株(配当利回り1.5%)

※1.ワシントンホテルの通常宿泊費を1万円(都心のワシントンホテルの場合)とすると優待は5千円(50%引き)で利用できるので1枚の優待金額は5千円に相当。それを年間20回(10枚×2回)利用したとすると10万円の優待メリットが得られることになります。小涌園などの高級ホテルを利用の場合は1枚2万円(割引上限)に相当。

2.株価の位置

株価は、一昨年央の4400円を高値として、下降傾向を続け昨年3月に3000円で底打ちし3500円との往来相場が続いたが、今年に入り一段の下げで2500近辺まで下落し。現在は回復軌道にあります。一目均衡表の雲の下にあり価格帯別出来高を見ても売り圧力が強そうですが、割安感から早晩3500円を目指すと考えますが、如何でしょうか?

3.業績の現状と見通し

下記「会社四季報」の情報によれば、業績は底打ちし復調の兆しが見えるということで、オリンピックや外国人観光客のますますの増大から業績上乗せも見込めるように思われる。

[見通]

[業績]

4.私の投資判断

以上から、一時的な業績の落ち込みを受けて株価は大きく下落し高値4400円から安値2500円まで1900円ほど下げて現在持ち直しの緒にあります。まだ先であるが12月の優待権利取りに向けて3500円の直近高値を抜けて上昇波動を形成する動きが期待できるのではないでしょうか?

3500円を抜ければ、価格帯別出来高表をみても売り圧力は薄まり、地合いが良ければ4000円近辺までは早いのではと考えています。如何でしょう?

(7/26株価)2833円 ⇒ 3500円?

くれぐれも投資判断はご自身のご判断でお願いします。