株主優待に魅力ある「すかいらーく」株は、今なら投資妙味があると言えるのではないでしょうか?
7月25日記述
〖魅力ある株主優待銘柄は安定株!〗
私は永年、株主優待銘柄を一つの投資対象と位置づけ一定の枠内で売買をしてきました。優待内容が魅力的である銘柄は、長期的に見れば株価は底堅く、波があってもやがて回復して総じて右肩上がりの傾向がみられると感じています。
勿論、経済環境の変化や、業界の急変あるいは当該企業業績の一時的な落ち込みなどによって株価に急落場面があっても、優待狙いなどで買い支えられ株価下落は総じて他の銘柄に比べて緩和される傾向があると感じています。(もちろん例外もありますが)。あくまでも優待内容が株主にとって魅力的である銘柄に限っての話です。 私は、株式の分散投資の一つとして、企業の成長が期待でき優待に魅力ある銘柄を一定割合保有するようにしています。もちろん長期に保有しているものもありますが、やはり株価の変動は避けられないものですから、株価の変動を捉えて売買益も狙っています。 狙う株は、あくまでも優待の利用価値が高く企業の株主優遇の姿勢に好感が持てる銘柄に絞るようにしております。(無配でも企業の成長戦略優先のため優待で株主に報いようとしている場合は○)ここでは、「優待内容の魅力度」、「2.株価の位置」、「3.業績の現状と見通し」等を通して、今の株価水準ならば投資妙味があると思われる銘柄をピックアップしていきたいと考えます。 株主優待内容の魅力度は人それぞれで違いますが、一応私は、「金額的価値(優待券価格+配当)」と「使い勝手・利便性(特定の人しか利用価値がないものは×)」、「人気度(フリマで高値がつくなど)」で判断しています。 なお、株主優待制度を株主数増加の主な目的にしている企業では、株数に比例した優遇制度となっていないケースが多い為、優待狙いの投資としては、株当たりの優待利回りを考えた株式数の保有にすることが賢明と考えています。 ご興味を持って頂ければ幸いです。勿論、最終的判断はご自身のご判断でお願いします。 |
今回ご紹介する銘柄は、「ガスと」を中心に「ジョナサン」、「バーミヤン」等のファミリーレストランを展開する「すかいらーく・ホールディング」をご紹介します。
「すかいらーく(3197)」飲食業(12月、6月権利) |
1.優待内容の魅力度
[優待内容]
[推奨持ち株数]
100株あたりの優待額は1000株の場合が3300円で優待利回りが最も高い(他はいずれも3000円)。従って、1000株が推奨持ち株と考えますが、ご自分の利用度を考えて持ち株数を決めればいいと思います。
[魅力度]
189万円(7/23の株価1888円×1000株)の投資で年間69千円分(利回り3.7%)の優待券が得られ、優待券はグループの豊富な店舗で利用できるので利用価値は高い。また、優待券はフリマでも人気が高い。配当も年19円/100株(配当利回り1%)
2.株価の位置
株価は、昨年12月に、業績の下方修正を受け1980円近辺高値から1700円近辺まで急落した後、1月には1850円近辺まで戻したが、2月に再度売られ1650円まで下げて底打ち。5月には昨年12月高値1980円を上回るまで回復。現在は1850円近辺で揉まれている。
昨年来一目均衡表の雲の上にあり価格帯別出来高を見ても売り圧力はそう強くないと考えられ上値指向は継続中と考える。
3.業績の現状と見通し
下記「会社四季報」の情報によれば、業績はすこぶる堅調で業績上乗せも見込めるように思われる。
[見通]
[業績]
4.私の投資判断
以上から、人件費問題などから飲食業業界全般に対して警戒からツレ安気味であった当社も業績好調持続から、まだ先であるが12月の優待権利取りに向けて2000円の高値を抜けて大きな上昇波動を形成する動きが期待できるのではないでしょうか?
価格帯別出来高表をみても真空地帯で売り圧力は薄く、私は倍返しの2200円近辺までは期待できると考えています。如何でしょう?
くれぐれも投資判断はご自身のご判断でお願いします。