大原船釣り奮戦記|4月14日の真鯛釣りは低温による産卵時期の遅れか不調!

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3月29日、リーダーより4月14日の大原沖釣りは「ひとつテンヤマダイ」で決定との連絡が入った。先月(3月10日)の大原ヤリイカ釣りは、サバに泣かされ苦汁を味わったので真鯛釣りに期待は膨らんだ。

釣り日を二日後に控え、12日にリーダーから「テンヤの釣り場は60mの深場も狙っていくので、テンヤ、カブラは重めの12号~15号も用意せよ」との緊急の連絡が来た。

真鯛釣りの経験がまだ少なく、今まではどちらかというと水深は20~30メートルでの釣りが多かったので、潮の加減かと思う程度でその意味するところを理解せずに重い錘を準備して臨んだ。

4月13日、市川を夕方に出発して大原の某食堂店の仮眠宿に到着。

今回は、アイさんは所用で欠席のため一人で食堂で酒をお友に夕食、すると、先月お会いした常連三人組と顔尾を合わせた。

「何を狙うのですか」と聞かれたので「真鯛」と答えたら、「鯛もあまりつれていないようだ」とのこと。「自分たちは、今日は、ひらめ狙いだったが海が濁っていてつれなかった」とのこと。

会話から、今回の真鯛釣りも苦戦しそうな予感がしたが、潮目が変わることを期待して9時に床へ、午前4時集合なので午前3時に目覚ましをセットして仮眠。

3時に起床して船の乗り場に集合。集合時間の4時には9人が集まり9人の仕立てとなった。釣り座はクジ引きで決め私は左舷の前から二番目、リーダーは私の左隣に決まった。天気も穏やかそうで皆やる気満々。

船は、闇の中5時に出航して御宿沖へひたすら走り6時ごろに釣り場に到着。風と波は珍しく穏やかだったので、体力消耗せずに済み助かった。

船長から「やっていいよ!48m!」の掛け声で、配られた冷凍エビの尾を切って8号のテンヤの親バリを刺し入れ、孫バリを頸部に刺してテンヤを投入。スピニングリールの道糸に指を添え、テンヤが海底に着底するのを待つ。

しかし錘8号では50メートルは深く感じた。慣れないせいか、「底」が確認できない。何度か繰り返すがあたりもない。周りも同様の様子。

しばらくして船を移動、再び「やっていいよ!60m」。しかし、深くなったので余計に底が確認できない。隣にいたリーダーも「錘は8号ではだめだ!12号にして!との声で慌てて錘を変え投入。底はようやく確認できるようになったが相変わらず当たりの感触が掴みづらい。すると、あちらこちらでウマヅラが上がったとの声が聞こえてきた。しかしそれも一時、あとは一向に釣れたとの声が上がらない。

その後船を再々移動させたが、午前10時過ぎても誰一人真鯛が釣れていない。恐らくまだ何も釣れずボウズの人が私も含めて多いのだろうと感じた。

他の船の情報も無線で入ってくる。同じような状況のようだ。今日は、もうあきらめようとの気持ちに変わっていく。周りの仲間もそのような感じ。案の定、11時過ぎに切り上げて帰ることになった。

午後0時、船宿での成績発表となったが、本日は成績発表及び賞金はなしにすることになった。当たり前ですが。

我々のクラブでは、前回以上に最近にない不調の釣果となった。とんだ釣り日となりました。

後で知ったが、真鯛は例年この時期(サクラの頃)にサクラ色に染めて産卵のため浅場に上がってくるのであるが、深さが深いということは産卵時期が遅れていて浅場に上がってきていないということなのだと感じた。多分水温が今年は未だ低いのだと思う。


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