目 次
- 自然治癒率が高いコロナで、無症状と軽症者の僅か36人への投与で優位性立証は土台無理な話!
- 藤田医科大学のアビガン臨床報告、またもや誤った認識をまき散らす懸念が!
- 本日、「アビガン、有効性確認できず」と藤田医科大がまたもや誤解を与えかねない記者会見
- 無症状や軽症患者の患者69人の内、投薬はわずか36人、ただでも自然治癒率が高い新型コロナにおいて投薬効果あったと、医師が言えるはずがない!
- つまるところ中等症患者を対象とした富士フイルムの治験結果を待つしかない!
- しかし、富士フイルム、治験者の確保が進まず足踏み状態
- 世界では相変わらずの新型コロナの猛威で毎日5千人の死者が続く!
- 世界では各国でアビガンの治験、有効性確認が進められておりそちらの認知を待ちたい!
- 最後に、マスコミに言いたい。「報道に際しては、中身を正確に精査した報道に心がけてもらいたい。良くも悪くも煽ることがマスコミの仕事ではないはず!」と。
自然治癒率が高いコロナで、無症状と軽症者の僅か36人への投与で優位性立証は土台無理な話!
新型コロナは、無症状のままで治ったり、症状が出ても免疫力のある人は自然治癒力で治る確率が高いと言われています。
その「無症状」か「軽症」の感染者の僅か36人の観察経過で、薬の効果があって治ったのかどうかを医学的に立証するのは土台無理ですよね!
藤田医科大の先生もそう言いたかったのではないでしょうか?
会見での言い方にも問題がありますが、マスコミの捉え方、報道の仕方、倫理にも問題がありますね!
目 次 ・藤田医科病院のアビガン臨床報告、またもや誤った認識をまき散らす懸念が! ・「アビガン、有効性確認できず」と藤田医科大がまたもや誤解を与えかねない記者会見 ・無症状や軽症患者の患者69人の内、投薬はわずか36人、ただでも自然治癒率が高い新型コロナで投薬効果あると、医師が言えるはずがない! ・つまるところ中等症患者を対象とした富士フイルムの治験結果を待つしかない! ・しかし、富士フイルム、治験者の確保が進まず足踏み状態 ・世界では相変わらずの新型コロナの猛威で毎日5千人の死者が続く! ・世界では各国でアビガンの治験、有効性確認が進められておりそちらの認知を待ちたい! ・最後に、マスコミに言いたい。「報道に際しては、中身を正確に精査した報道に心がけてもらいたい。良くも悪くも煽ることがマスコミの仕事ではないはず!」っと。 |
藤田医科大学のアビガン臨床報告、またもや誤った認識をまき散らす懸念が!
去る5月26日には、一部の報道機関が「医療関係筋によると、アビガンの有効性確認できず」と報じ、大騒ぎ。翌日の富士フイルムの株価はストップ安!。
このため、藤田病院は、さすが言葉足らずと責任を感じたのか、
「アビガンの観察研究の主たる目的は、患者の持病やアビガン服用後の症状の変化を観察して副作用がどの程度のものかを観察することです。
その結果、投与した約2000人の患者には新たな副作用は見つからなかったことが結論です。
我々の観察調査は、アビガンによる有効性を判断することではないが、
集計すると、軽症者では74%の改善が観察されたが、人工呼吸器を必要とする重症患者では約40%に留まった」と釈明会見。
この時も、マスコミは「アビガンに有効性確認できず」と誤解を招く見出しで報道、アビガンの臨床治験数にブレーキをかけかねない悪影響を与えてしまった。
本日、「アビガン、有効性確認できず」と藤田医科大がまたもや誤解を与えかねない記者会見
そして、本日、藤田医科大が「有効性確認できず」の唐突な記者会見、
これに飛びつく報道陣、NHKまでもが中身をよく検証せず、
藤田医科大の出したごく当たり前の結果をそのままに「有効性確認できず」の論調で放映。
無症状や軽症患者の患者69人の内、投薬はわずか36人、ただでも自然治癒率が高い新型コロナにおいて投薬効果あったと、医師が言えるはずがない!
藤田医科大の「特定臨床研究」の目的は、新型コロナの「無症状患者と軽症患者」を対象に、アビガンの投与の有効性を研究するというものであった。
しかし、当初よりも被験者が少ない僅か69人を対象に、その内の36人にアビガンを投与して、投与しないものとの優位性を観察で立証しなければならないというものです。
ただでも自然治癒が高い新型コロナにおいて、ましてや、「無症状患者と軽症患者」において、僅か36人への投薬で、薬の力がどれほど効いたかなど、医師の勘で断定できるはずはありません。
藤田医科大が言っているように、「200人程度」の母数ならば判定できるかもと釈明している。
つまるところ中等症患者を対象とした富士フイルムの治験結果を待つしかない!
つまるところ、アビガンのメーカーである富士フイルムが、肺炎を起こしている中等症の患者などを対象にした治験を待つしかありません。
しかし、治験者の確保が難しく治験が思うように進んでいないのが実情、なんとも歯がゆいのが政府の傍観主義です。
しかし、富士フイルム、治験者の確保が進まず足踏み状態
富士フイルムの治験の対象は「中等症患者」ですが、
治験を始めた4月においては、病院では重傷者優先の受け入れのため、中等症患者の確保が進まず、
5月に入ると患者数そのものが減ってしまったため6月完了予定も早々と断念せざるを得ない状況、今も確保に奔走している。
世界では相変わらずの新型コロナの猛威で毎日5千人の死者が続く!
日本とは裏腹に、世界では、今なお恐ろしい勢いで感染拡大が続いており、コロナによる死者も毎日5千人を超す規模が続いています。
アビガンについては、副作用の懸念はなく、早期の世界中の患者への投与実現を期待したいものです。
世界では各国でアビガンの治験、有効性確認が進められておりそちらの認知を待ちたい!
アビガンについては、世界各地で治験が行われているので早晩海外から有効性確認の報が来ることを期待します。
最後に、マスコミに言いたい。「報道に際しては、中身を正確に精査した報道に心がけてもらいたい。良くも悪くも煽ることがマスコミの仕事ではないはず!」と。
外出自粛や、密を避けてと報じ乍ら、片や、ディズニー開園で喜び合う子供たちをクローズアップして、行きたい衝動を煽ることは控えませんか!
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