
初の軽症治療薬承認はコロナ鎮静へ大きな前進、しかし厚労省、なぜ今頃?
漸く念願のコロナ感染軽症患者用治療薬が国内で初めて承認された。初期対応で重症化や死亡者を抑え、且つ感染者数の減少に効果が大きい感染拡大防止に不可欠な治療薬だ。しかし米国では既に昨年11月に承認されているのに何とも遅い厚労省の対応かと痛感させられる!
漸く念願のコロナ感染軽症患者用治療薬が国内で初めて承認された。初期対応で重症化や死亡者を抑え、且つ感染者数の減少に効果が大きい感染拡大防止に不可欠な治療薬だ。しかし米国では既に昨年11月に承認されているのに何とも遅い厚労省の対応かと痛感させられる!
厚労省専門家組織が現状を重症・死亡者数が高止まりの状況で緊急事態延長が望ましいと表明との事。初期・中等症状向け治療薬がなければ重症者や死亡者が増え続けるのは当然。そうさせない為の治療薬開発にどれだけ尽力したかが問われるがまるで他人事の弁。
菅首相、一向に国産コロナ治療薬、ワクチンが実現できない厚労省の動きに対し「治験を待たず緊急使用を可能とする法改正の実現を目指す」取り組みに強い意向を示した。コロナ終息には一刻も早い国産治療薬、ワクチンの開発が必要。厚労省は全勢力を注ぐべし!
アビガンは、重症患者しか投与できない「レムデシビル」などと異なって、コロナ感染初期・中等症状向け治療薬で、新規感染患者全員に使用できるまさに「コロナ治療薬」です。 世界の感染者の救世主になることを期待したい!
遅きに失した厚労省の医務技監の交代人事であるが、歴史的な非常事態にあることを鑑みた責任ある対応ができる体制づくりを早急に確立してほしいと願うばかりです。
感染拡大防止には、①濃厚接触や濃密を避ける行動自粛やマスク・消毒の徹底、②早期発見の為の検査拡大と感染者の隔離等が重要であるが、コロナ禍の鎮静化にもっとも有効な決め手は、感染者の早期治癒の為の治療薬が存在することではないでしょうか?
新型コロナの鎮静化には治療薬の出現が不可欠。しかし、承認されたレムデシビルやデキサメタゾンは、余りに限定された重症患者向けのため全体の患者数鎮静効果は乏しい。待たれるのは、初期・中等症状患者向けの治療薬であり、まさにアビガンの早期承認が待たれる