7月に届く『介護保険料額決定通知書』の見方と保険料決定のしくみ
毎年7月に65歳以上の方に市から送られてくる『介護保険料額決定通知書』は、昨年の課税所得によって決定された今年度介護保険料です。保険料は所得に応じたランクで決められる為、通知書を確認してお住まいの地域での仕組みを知り節税に役立たせましょう。
毎年7月に65歳以上の方に市から送られてくる『介護保険料額決定通知書』は、昨年の課税所得によって決定された今年度介護保険料です。保険料は所得に応じたランクで決められる為、通知書を確認してお住まいの地域での仕組みを知り節税に役立たせましょう。
自宅介護が困難になっても住み慣れた地元で生活できる仕組みとして地域密着型の「特別養護老人ホーム」と「グループホーム」の施設があります。利用料が一目でわかる表にまとめましたが、いずれも公的施設なので介護保険で安く利用できます。
自宅介護から施設入所への変更を考える場合は、費用が安く24時間介護サービスが受けられる公的施設への入居がまず第一です。その際、気になる入居要件や月々の費用額を、施設毎に一目で分るよう整理しましたの入所検討の際の参考にご利用下さい。
居宅サービスは、自宅問介護だけでなく通所や宿泊サービス等を含み、要介護者が自宅で生活が続けられる為の一連のサービスです。自己負担は利用料の1割ですが要介護度によって限度額があり、サービスをうまく利用すれば安く良質なサービスが受けられます。
65歳以上は5人に一人、75歳以上は3人に一人が要支援・介護者である今日、身近な人が介護を必要とする事態が起こり得ます。その時の為にも、利用できるサービスの種類を知っていれば、安心して万一に備えることができます。
介護が必要になった高齢者を社会全体で支えるしくみが介護保険制度です。しかし、折角のしくみも介護保険制度の理解が乏しいばかりにうまくサービスを利用できず、本人も家族も苦しんでいるのが大半です。身近な人の為にも制度の理解は深めておくことが重要です。